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2010年1月30日

英国エミレーツ・スタジアムが(RED)に変わり、「LACE UP. SAVE LIVES」を呼びかける!
1月31日(日)のアーセナル対マンチェスター・ユナイテッド戦

2010年1月31日(日)、アーセナル対マンチェスター・ユナイテッドの試合が開催されるエミレーツ・スタジオが(RED)に変わります。この試合で両クラブは、アフリカでのHIV/AIDS撲滅活動への支援資金を募るNIKE (PRODUCT) RED の「Lace Up. Save Lives」パートナーシップへの支援を表明します。

バークレイズ・プレミアリーグで初めて、試合用のゴールポストに(RED)のゴールネットが設置され、スタジアムの中段周辺には巨大な(NIKE)REDレースが掛けられ、「スタジアム全体を結び」ます。

アーセナルのセスク・ファブレガス選手、アンドレイ・アルシャビン選手、セオ・ウォルコット選手、マンチェスター・ユナイテッドのウェイン・ルーニー選手、リオ・ファーディナンド選手など、両クラブの選手が (NIKE)RED トラックジャケットを着用しながらフィールドに登場し、試合中スパイクには(NIKE)REDレースを着用し、このパートナーシップへの参加の意思を表明します。

キックオフを前に選手がピッチに登場してくると同時に、サポーターと世界中のテレビ前の視聴者もサッカーの力を通じ、パートナーシップの認知向上のため一体となり、スタジアムのファンも「Lace Up. Save Lives」カードを掲げることでこの取り組みに対する後押しをします。

ナイキと(PRODUCT)RED™のパートナーシップは、ファンに(NIKE) REDレースを購入してもらい、「Lace Up. Save Lives」への参加を呼びかけます。(NIKE)REDレースの販売収益は100%寄付され、HIV患者に治療薬を提供する世界エイズ・結核・マラリア対策基金(以下、世界基金)と、サッカーを通じたHIV/AIDS予防への教育と理解促進を実施するコミュニティに送られます。

今週末の試合を前に、アーセナルのアーセン・ベンゲル監督は、「アーセナル・フットボール・クラブは、世界におけるHIV/AIDS問題の重要性を理解しており、ワールドカップが開催されるこの年に、世界のファンがアフリカに注目していることからも、2010年はサッカーの力を通して、大きな変化を起こすことができるチャンスです。アーセナル・フットボール・クラブは、(NIKE) REDの「Lace Up. Save Lives’ partnership」を支援できることを誇りに思っています」と語っています。

アーセナルのアンドレイ・アルシャビン選手は、(NIKE) REDパートナーシップについて、「自分の人生が他の人に比べ少しでも豊かなのであれば、何か恩返しをするべきだと思う。サッカーは世界で最も人気のあるスポーツです。出身地や国に関わらず、誰もが助けることができるのです。」と述べています。

ナイキ イギリス PR&Communicationの代表であるレオ・サンディーノ-テイラーは、次のように話します。「ナイキは、スポーツを通じた社会貢献活動を高めてきた実績があります。アスリートやアーセナル、マンチェスター・ユナイテッドのようなクラブチームをサポートし続けることで、我々はこの重要な問題を広めていく大きな役割を果たすことができます。」と述べました。

2009年11月30日、ディディエ・ドログバ 選手(チェルシー所属)、ジョー・コール(チェルシー所属)、アンドレイ・アルシャビン(アーセナル所属)、デニウソン(アーセナル所属)、マルコ・マテラッツィ選手(インター ミラノ所属)、ルーカス・ニール選手(エヴァートン所属)、クリント・デンプシー選手(フラム所属)、ソル・ギヒョン選手(フラム所属)はナイキタウン(イギリス)において、U2のリーダーであるボノとともに、NIKE, Inc.と (RED)のパートナーシップの発表を行いました。

(NIKE) REDレースは、12月1日(火)より、世界各国のナイキストアなどで販売されています。

■(RED)™と(PRODUCT)RED™について

(RED)の主な目的は、アフリカのエイズ撲滅を支援するための啓発活動と世界基金への寄付金募集に民間企業の参画を促すことです。(PRODUCT) RED のロゴをつけたプロダクトを販売する企業は、その売上の一定の割合または収益の一部をアフリカで女性や子供の健康に注力するエイズプログラムの資金として世界基金に寄付します。現在、協力企業としてアメリカン・エキスプレス(イギリスのみ)、アップル、バガブー、コンバース、GAP、エンポリオ・アルマーニ、ホールマーク、デル、スターバックスの各社が参加しています。2006年春の発足以来、(RED)を通じて1億4,000万ドルが世界基金に送られています。世界基金に送られた全ての寄付金は、諸経費などの一切を差し引かず、100パーセントがアフリカのエイズ撲滅活動に役立てられ、スワジランド、ルワンダ、ガーナ、レソトの各国で活用されています。詳しくはhttp://www.joinred.com/をご覧ください。

■世界基金(the Global Fund)について

世界基金は、エイズ、結核、マラリアの予防と治療のための資金の収集と分配を目的とした、ユニークで世界的な官民パートナーシップのもと運営されています。各国の政府、市民社会、民間企業、さらにこうした疾患に苦しむ人々のコミュニティが参画するこのパートナーシップは、国際的な保健医療資金調達への新たなアプローチとして注目されています。世界基金は他の二国間機関や多国間機関と密接に協力しながら、これら三疾患への対策を補足する役割を担っています。2002年の創設以来、世界基金はエイズ、結核、マラリアの撲滅を目指すプログラムの主要な資金提供者となり、これまでに144カ国で600を超えるプログラムに対し、184億USドルにのぼる支援金が 承認されています。今日までに世界基金の支援プログラムを通じて230万人がエイズ治療を、540万人が抗結核治療を受け、マラリア予防用の防虫蚊帳8,800万枚が配布されました。こうした支援により450万人の命が救われたと言われています。