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2014年3月14日

ジニオロジー オブ フリー
ナイキ フリーの系譜となるナイキ ソック レーサーなど
全6モデルを発売

10年前に発売された最初のナイキ フリーのシューズは、初めてナチュラルモーション(自然な動き)の利点を表に打ち出したシューズの誕生を記念するものでした。しかしながら、ナチュラルモーションという考え方は、過去何十年にもわたって、ナイキデザインチームの中で育まれてきたものでした。

足を自由にそして自然に動かせるシューズという考えは、この数年間で発売されたシューズの中で表現され、その当時は変わったシューズだと思われていました。しかし、結果的にはナイキ フリーの系譜を生み出すことになり、その時代の先を行っていたことを証明することになりました。

誕生から10年後の今もなお、継続的な研究、改良、イノベーションを通して、ナイキ フリーの技術は時代の先を行くものです。ナチュラルモーションという壁を超え、スポーツのフットウェアデザインに影響力を与える課題にナイキが挑み続ける中、ナイキ フリーの開発に影響を与えてきたシューズを振り返ることは大事なことです。ナイキ フリーのDNAを象徴する様々なフットウェアコレクションの中には常に「フリースピリット(フリーの魂)」が生きています。

今回、ナイキ フリーの系譜をまとめるため、選ばれた特に重要な意味を持つ6つのモデルは、1985年の「ナイキ ソック レーサー」、1995年の「ナイキ エア リフト」、2000年の「ナイキ エア プレスト」、2004 年の「ナイキ フリー 5.0」、2011 年の「ナイキ フリー ラン+ 2」、そして2014年の「ナイキ フリー フライニット 3.0」です。これら6つのモデルを通じて蓄積され、後世に残るデザインを記念し、オリジナルのモデルが復刻版として発売されます。それぞれのデザインは発売当時のテクノロジーおよびスタイルの両面において画期的であり、現在のナイキ フリーの基礎を築くものとなりました。これらは共にフットウェアのイノベーションの系譜を構成しています。

3月15日(土)よりDOVER STREET MARKET GINZAにて発売予定です。
※税込価格(5%)で記載しています。

フリーの系譜

ナイキ ソック レーサー <1985年>

サンダル部分に留め具をあしらい、目を引く鮮やかな黄色と黒の配色で仕上げられた「ナイキ ソック レーサー」はランニングシューズの外観への既成概念を覆しました。ミニマルかつ超軽量で足の一部分として機能するように仕上げられているため、ソック レーサーや同じシリーズのソックトレーナーがランニングの競技大会でインパクトを与えることなどは誰も想像していませんでした。しかし長距離ランナーのイングリッド・クリスチャンセンが履いたことによりトライアスリートのマーク・アレンやジョアンナ・アーンストも愛用するようになりました。分野や性別を超えソック レーサーは、エア ソック、エア フロー、エア カレント、アクア ソックにも影響を与えました。さらにはその前衛的なスタイルによりファッションアイコンになりました。たとえ2013年に登場していたとしてもフリー ソック レーサーの素材は十分に斬新なものです。

ナイキ ソック レーサー
¥9,450(税込)

ナイキ エア リフト <1995年>

1995年、「ナイキ エア リフト」の登場がランニングシューズの世界衝撃を与えました。ナイキのモデルメーカーでありウルトラマラソンランナーでもあるキップ・バックがティンカー・ハットフィールドからヒントを得て考案したこのモデルはケニアの裸足のランナーのランニングスタイルを模倣するという今までにないアプローチで足にデザインのフォーカスを当てました。サンダル部分のある競技用シューズでつま先の部分に切り込みが入っています。ベルクロ留めを使用し、ストレッチフィット感があり、同じくつま先の部分に切り込みが入っている靴下も発売されました。そのインスピレーションを讃えてエア リフトはケニアのリフト・バレーにちなんで名付けられケニアの国旗の色を使い発表されました。発売後すぐに、その際立ったデザインと徹底的にこだわった快適さが他にはないとの評価を得ました。

ナイキ エア リフト
¥9,450(税込)

ナイキ エア プレスト <2000年>

「ナイキ ソック レーサー」のDNAをもとにデザインされた「ナイキ エア プレスト」はネオプレーンのフィット感とミニマリズムへのこだわり、XXXS-XXXL というサイズ構造を備えています。その奇抜さと先進的なデザイン「ファイブドット」をあしらったコンセプトカースタイルのアルファプロジェクトのラインナップの一部が革新性を際立たせエア プレストはランナー、コレクター、およびフットウェアを個性の表現と考えるファンの間でたちまち人気に火が付きました。またこの製品は初期のHTM(藤原ヒロシ、ティンカー・ハットフィールド、マーク•パーカー)デザインのように、ナイキのスペシャルプロジェクトチームのスタンダードを築き、登録商標であるナイキ エア プレスト ウーブンや、クリップ、リッジ、テント、ケージを含むナイキ エア プレストシリーズを生み出しました。

ナイキ エア プレスト
¥12,600(税込)

ナイキ フリー 5.0 OG <2004年>

「ナイキ フリー 5.0」は前身モデルの成功を背景に圧倒的な注目を浴びて2004年にデビューしました。以前の「ナイキ ソック レーサー」のようにあまりに革新的だったために発売時に注意を伴うほどでした。自然な動きと最新の生体力学に注目した結果「ナイキ フリー 5.0」はランナーのタイムを縮め、同時に筋肉を強化することにも成功しました。独特な屈曲性と履き心地はオーソドックスでありながらもランニングやトレーニングの枠を超えてアスレチックカテゴリーを変化させました。また親しみやすさと革新性、シームレスアッパーと反発性の高いソールの組み合わせはスポーツとファッション両方の表現スタイルにおいて純粋にパフォーマンス性を追求しているモデルです。

ナイキ フリー 5.0 OG
¥12,600(税込)

ナイキ フリー ラン+ 2 <2011年>

「ナイキ フリー ラン+ 2」のデビューは2011年です。その頃、都市ベースのランニングクラブの数は増加中で、ランニングカルチャーが移行期に入っていました。生物学的な足の機能に着想を得てナイキ フリー 5.0のパターンへのマイナーチェンジに影響を受けたこのシューズは、使い易い進化を遂げたソックスのようなフィット感を提供します。非対称に配置されたアイレット(靴紐の通し穴)、カット、動きをさらに楽にするレイヤーも加わりました。それにより心地よいライド感とスタイルも実現しました。このシューズは陸上トラック以外の街中でも溶け込み、目立つキーカラーで目に付く機会が増えました。そしてナイキスポーツウェアはフリー ラン+ 2 シティパックを発表し、ニューヨーク、ロンドン、東京、上海そしてリオをテーマにしたスニーカーをフィーチャーすると、それを着用した世界中の人達を一つにし、ナイキ フリーを世界的現象に変えました。

ナイキ フリー ラン+ 2
¥12,600(税込)

ナイキ フリー 3.0 フライニット <2014年>

「ナイキ フリー 3.0 フライニット」はランニングシューズが性質上求める自由、自然な動き、高いレベルの屈曲性に適応してきたアスリートの感覚への新たな広がりを実現しました。シューズの革新的なパターンはナイフカットしたヘキサゴン(六角形)の溝により、あらゆる方向への動き利用して最も自然なストライドや、解剖学に基づいた丸みを帯びたヒールの地面への着地を実現してきました。高い通気性がありシームレスなナイキ フライニットアッパー、ニットメッシュ素材のナイキ フライワイヤーテクノロジー、伸縮性がありソックスのような足首部分が足の解放感を高めます。さらにユニークなギザギザのパターンと新しいソールの色使いがシューズを見た目にも最先端なものにしています。

ナイキ フリー 3.0 フライニット ¥15,225(税込)