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2016年7月27日

ジョーダン ブランドがAIR JORDAN XXXIを発表

マイケル・ジョーダンの成功の影には常にチャレンジ精神がありました。彼のキャリアは、ケガや連敗、病気などの苦しい状況に直面しても、それを乗り越え、人々の期待を更に上回る偉業を達成してきました。そのプロセスの中でマイケルは、バスケットボールとスタイルの関係、このスポーツと若者のカウンターカルチャーとのつながり、さらにはバスケットボールのクリエティブな可能性に新たな視点をもたらしてきました。

ジョーダンのフットウエアは、彼のルーキーシーズンに登場しましたが、そのシューズはジョーダンの名にふさわしい、伝統を打ち破り、新たな可能性を示すものでした。ブラックとレッドのカラーリングは、リーグのユニフォーム規則に反していたため、リーグ役員から厳しい通告が届き、コートでそのシューズを着用するたびに5000ドルの罰金が科せられました。「ナイキのことを知っていれば納得できるでしょうが、当時のナイキはそのような反抗的な態度を前面に出していました。」と、ジョーダンブランドの副社長ハワード“H”ホワイトは、当時ブランドとつながりを持っていたランナーやテニスプレイヤーのことにも言及しています。「そのエアジョーダン 1と同じカラーを使った今回のジョーダンは、その精神を想起させるようなものにもなっています。」

エア ジョーダン XXXI
¥27,000(税込) / 25-31,32㎝

「他とは全く違うこのシューズは、彼がバスケットボールのコートにもたらした、これまでとは全く違う精神も表現したものです。」とジョーダンブランド社長のラリー・ミラーは述べます。「マイケルはバスケットボールをどのようにプレーするべきか、というしきたりを破っていきました。
一方、彼のシューズは、バスケットボールシューズはどうあるべきかという概念をうち破りました。その結果、バスケットボールに興味のなかった人にさえもシューズに関心をもたせるようになり、それが現在のマーケットへ繋がっていったのです。」

エア ジョーダン 1がジョーダンの未来の道標となる一方、ジョーダンブランドはコート外の幅広い人々に好まれていきました。ホワイトによるとスケートボーダーもジョーダンを好むということです。「これまでの歴史は簡単に作れるものではありません。誰かに、『さあ、ペンでも鉛筆でも手にとって、好きなように未来を描いてごらん』と言われても、このような話は書けなかったでしょう。」

エア ジョーダン XXXIは、ジョーダン ブランドの伝統にならい、世界の中でも高いジャンプ力を誇るラッセル・ウエストブルックのようなアスリートを支える軽さとサポート性に加えて、オフコートでもセンスの良さを感じさせる良質な素材を使ったディテールを備え、画期的な機能性と枠を超えるスタイル性を融合させたものになっています。

このシューズの他に類を見ないフライウィーブとレザーを使ったアッパーにはオリジナルエア ジョーダンの「ウイング」のロゴや、エア ジョーダン 1以後ジョーダンシューズには使用していないスウッシュロゴを、今回はジャンプマンロゴと一緒につかうなど、ジョーダンらしい要素が散りばめられています。また、エアジョーダンXXXIの最初に展開するカラーは、オリジナルが使用禁止(“banned”)になった逸話にちなんだものになっています。

「このシューズが象徴するのは、チャレンジ精神だと思います。MJがゴールドの首飾りをしてダンクをしているポスターを見ると、エア ジョーダン 1を履いている彼は重力に抗って永遠に空中に飛んでいるように見えます。そしてそのポスターから目を離すことができません。」と、ジョーダンのシニアデザイナー、テート・クアービスは述べます。
「そのような感覚を、目に見えないマジックを生み出すような性質を、新しいゲーム用のシューズに盛り込むことはなかなか難しいのですが、それでもやりたいと思いました。」

ジョーダン自身の意見も取り入れ、エア ジョーダン XXXIは、これまで通りの薄さとクッション性を実現しています。「足をコート近くに感じていたいというのは、ジョーダンが常に望んだことでした。」とジョーダンが接地感に優れたソールを求めていたことをホワイトは覚えています。そこで、エア ジョーダン XXXIは、フライトスピードテクノロジーとフルレングズのズーム エアを用いてコートの感触、ソールの反発性と横方向の動きへのサポートを高めています。「前足の推進力を高めるために、体重が前足部にかかったときにフライト スピードとズーム エアが連動するようにしています。」

TATE KUERBIS' DESIGN SKETCHES

「エア ジョーダン XXXIは、マイケルのキャリアの中で彼がとったリスクとその見返りに注目すると同時に、これからの未来にもイノベーションが続くことを期待させるものにもなっています。」とラリー・ミラー。
「ジョーダンブランドは、マイケルがカルチャーに与え続ける影響と、彼のまぎれもない活躍の歴史を伝え続けます。」

エア ジョーダン XXXI “Banned”カラーは9月3日からnike.comと一部専門店でで発売となります。

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