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2014年2月18日

ナイキ、2014年オーストラリア代表チームキットを発表
フットボール最大のステージを前にデザインイノベーションと
国民の開拓者精神を反映させた“サッカールーズ”の新しいユニフォーム

ナイキは、今年の夏にブラジルでサッカールーズが着用するオーストラリア代表チームキットを発表しました。新しいサッカールーズのキットは、1974年の代表チームへの敬意を表現しつつ、最高の機能性を発揮するイノベーションと、オーストラリア独特の開拓者精神を表現する刺激的なデザインディテールを盛りこんだ仕上がりになっています。

シドニーのウォルシュベイで行われた公式発表会では、1960年代以降の各10年代を代表する伝説のサッカールーズに加え、現役サッカールーズのマーク・ブレッシャーノ、マイケル・ズッロとアンジェ・ポステコグルー監督も登場しました。

アンジェ・ポステコグルー監督は、次のように述べています。
「サッカールーズはすべての国民の代表として、ブラジルのステージでオーストラリア国民の魂を世界に見せつけてくれるでしょう。1974年の代表チームが道を拓きました。2014年のサッカールーズは、その1974年の代表チームへの敬意を示し、オーストラリアを代表することを感じられるジャージを身にまといます。」

ジャージに用いられた鮮やかなイエローは、40年前のジャージからインスパイアされたカラーです。オーストラリアにとって1974年の西ドイツ大会へのワールドカップ初出場は目覚ましい記録であり、今日でも当時のチームは先駆者、英雄とあがめられる存在です。

ジャージにあしらわれた現代的なグリーンのジョニーカラーもまた、1974年のアイコニックなキットを彷彿させます。ナイキのデザインチームは、ジャージの胸を彩るオーストラリアのエンブレムを、1974年大会のジャージに用いられたクレスト(兜飾り)の形を模した新しいシールド(盾)の中に描き、「母国の歴史を感じていたい」という現役サッカールーズの要望に応えています。

シャツ内部の首の裏側には、オーストラリアフットボール連盟のペナントをタブにしたものの周りに1974年オーストラリアチームのキャプテン、ピーター・ウィルソンが発したとして有名な「我らサッカールーズは不可能を可能にする」という言葉をあしらっています。

ナイキフットボールのクリエイティブディレクターであるマーティン・ロッティは次のように述べています。
「最新のテクノロジーおよびデザインイノベーションに加えて、各国の誇りを表現することを目標にしています。私たちは1974年オーストラリアチームの最終予選までの道のりを振り返りました。彼らの決意の強さは今のチームにも引き継がれています。それをオーストラリアの歴史をたたえるキットにも反映させて、ブラジルで戦うチームを鼓舞したいと考えました。」

究極のクーリングと快適性

キットは、試合の間中ずっとアスリートの体温調整を助けることで、アスリートのパフォーマンス向上に貢献しています。ナイキ DRI-FITテクノロジー、「バーンアウト」メッシュ、レーザーで切り開いた通気孔を組み合わせ、アスリートが最も必要とする場所が涼しくなるようにしています。
ナイキ DRI-FITテクノロジーは、汗を肌から素材表面に吸い上げ、素早い蒸散を促します。体温が上がりやすい主要部分には、レーザーで切れ目を入れた通気孔とエンジニアードメッシュを用いて通気性を高め、肌全体の空気の流れを促進します。
ロッティは、「汗対策を講じて体をより長い間涼しく保つことで、プレイヤーの汗の量が抑えられ、快適性が高まり、パフォーマンスも向上します」と述べています。
ナイキは、プレイヤーを涼しい状態に保つことに加えて、最高レベルの吸汗性、柔らかい肌触りと美しい形状を生み出す、コットンとリサイクルポリエステルの混紡である新しいデュアルニット素材を採用しています。

継続的な環境への配慮

優れたスポーツのための機能性を、環境への影響を低く抑えながら実現したいというナイキの理念に基づき、オーストラリア代表チームキットには、シャツとショートに加えて、初めてソックスにもリサイクルペットボトルから作られた素材を用いています(ショートは100%、シャツは96%、ソックスには78%再生ポリエステルを配合)。ユニフォーム一着あたり平均18本のリサイクルペットボトルが原料として使われています。2010年以来、ナイキが再利用することで埋め立てを免れたペットボトルの数は約20億本にのぼり、これはフルサイズのフットボールピッチ2800面以上をカバーする量になります。
ロッティは、「私達にとって、環境への配慮はデザインと同様に開発プロセスの大事な一つの要素となっています。プレイヤーの役に立つと同時に地球にも優しいキットを作ることを心がけています。」と述べています。

完璧なフィット

デザイナー達は、エリートフットボーラ―の立体的なボディスキャンデータを用いて、今日のプレイヤーの体型を理解し、キットの中で体がより自然に動ける快適な新しいフィットを生み出すことが可能になりました。
現代のフットボールユニフォームのあらゆる要素を見ていく中で、ナイキのデザイナーはソックスにも特別な注意を払いました。アスリートの意見と新しい素材や繊維の研究を組み合わせ、「ナイキ エリート マッチ フィットソックス2014」は、フットボールに適切なよりスリムなフィットに仕上げています。必要な場所にクッションを配置することで、衝撃の多くが集中する足の親指と足首の骨の部分に優れた快適性と保護力を提供し、土踏まずのサポートは足をソックスに密着させ、滑りにくくします。更に不要な素材は取り除き、もたつきを減らしてボールタッチを向上させ、足首と甲の部分には屈曲溝を加えることで生地が一か所にたまらないようにしています。

※日本では、上記機能を搭載したマッチジャージをモデルにした、下記スタジアム ジャージのみ展開します。

ナイキ AUS DRI-FIT S/S ホーム スタジアム ジャージ
¥9,900(税抜) / SIZE: S・M・L・XL