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2017年10月4日

対談:クリスティアーノ・ロナウドとリオ・ファーディナンド

先週、クリスティアーノ・ロナウドは元チームメートのリオ・ファーディナンドをマドリードの自宅に招きました。二人はマドリード移籍後のロナウドのキャリアについて、そして最新のCR7のロゴがついたナイキ マーキュリアルのスパイク The Chapter 5: Cut to Brillianceについて語りました。この対談はThe Conversationと名付けられ、こちらのショートフィルムにまとめられています。

ファーディナンドは、ロナウドを初めて見た当時の思い出や、流星のように現れて間も無く頭角を現したことについて語りました。

クリスティアーノがマンチェスターに来た頃は、とてもシャイな18歳の若者でした。ただ彼のプレーを見た瞬間、その才能に気づきました。これは全ての人の目を見張らせるほどの能力だと、疑う余地はありませんでした。

スキルだけを考えると、あらゆるプレイヤーが彼は世界最高の選手になる可能性があると思いました。ただ、「メンタルはどうだ?」という疑問がありました。

しかし、間も無くその疑問の答えは出ました。クリスティアーノには強いメンタルが備わっていました。勇敢で、彼はいつもボールに向かっていきました。
蹴られても立ち上がり、愚痴を言ったりもしない。

何より私の印象に残ったのは、彼の仕事に対する熱意、常に上手くなりたいと思い続ける情熱です。それが彼が世界最高の選手と言われる秘密なのです。スキル、メンタル、集中力と、すべて必要な要素を持ち、それを自ら上手く生かすことができるからこそ今の彼があるのです。

2003年にマンチェスターに来た時にはまるでエンターテイナーでした。彼は人々を楽しませようとした。それでも2009年には真のプレイヤーとしてその地を後にしました。何よりもゴールを入れて、試合に勝つために。楽しませるのは二の次でした。

2000年代にはシーズン平均で25-30のゴールを決めていましたが、マドリード移籍以来、その平均を超える活躍です。あらゆる大会でのスコアをまとめると、50以上のゴールを決めています。もちろん、彼は偉大な選手として期待されていましたが、その期待をさらに上回る驚くほどのゴールを決めているのです。

いまやクリスティアーノは一つの基準となっています。過去のどんな選手にも達成できなかった数々の記録を樹立しています。これまでにもレジェンドと呼ばれる選手がいましたが、獲得したゴールやトロフィーの数で彼に及ぶ人は誰もいません。次の世代を担う若い子供たちは、彼のことを文字どおり神として捉えています。

ムバッペ、デンベレ、ラシュフォードなど、今の世に活躍する選手たちにとっても、クリスティアーノは憧れであり、彼ほど優れたお手本はいません。彼が示した基準に至るまでには、まだまだ努力が必要です。

クリスティアーノは単にフィールドで活躍したというだけではなく、それはトレーニングによってもたらされたものでもあり、どちらかが欠けるわけにはいきません。

フィールドの活躍とトレーニングに加え、ゲームに対する独自の知性がクリスティアーノを作っているのです。

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