2017年12月12日
悪条件から身体を守り対応する
最新のACGコレクションがNIKELABより登場
ドイツ人デザイナーのヨハンナ・シュナイダーは、最新のACGコレクションのデザインについて次のように話します。「他の都市も同じだと思いますが、日々変わり易いベルリンの環境に対応する、最高かつ最適な機能を提供することがACGに期待することです。」
シュナイダーは次のように話します。「気温の変化など天候への対応や耐久性は、当然の機能であり、室内外での悪条件やその他の気象環境から体を守ることも必須ですが、ACGの特徴は、より感覚的な保護機能です。冬の間は常に厳しい気象の変化にさらされるので、その中で自分の身を守らなくてはいけません。厳しい環境の中で動き続けるためには、高いレベルの快適さが求められます。」
ACGの開発は、快適さと身体を保護する機能の追求を目標としています。2014年にエロルソン・ヒューがパートナーデザイナーとして加わり、ACGが復活して以来、都会での汎用性を求め、機能性の新しい表現が生まれ、ゴアテックス®パーカ、フライトジャケットに加えて、新しいパンツのシルエットも生まれました。
これまでも長い間デザインパートナーとして協力し、ファッションとアウトドアアパレルの両方で何十年もの経験を有するシュナイダーとヒューは、今回新しく登場したウィメンズコレクションとともに、快適さへの挑戦を表現しました。一番顕著なのは「色」が使われたことです。NIKELAB ACG PO Shellに使われている大胆なオレンジ、NIKELAB ACG 3-in-1 Coatにはクールミントが用いられています。色によってシュナイダーとヒューのユーモアのある内面の優しさを表現しながら、感情と目的のバランスをきっちりと取っています。
「ガーメントの表現もとても大事です。だいたい、女性向けのプロダクトは、方向性がはっきりしており、その表現によって一定の感情も伝わります。そうしたことが、メンズ向けのプロダクトには欠けていることがあると話し合ううちに、今回のコレクションが見えてきました。」とシュナイダーは話します。
ヒューもシュナイダーと同意見です。「ACGをデザインする時に主に注意する点は、異なる状況への変化に対応する能力です。ACGの製品は、基本的にテクニカルな面でのあらゆる可能性を実現できるよう徹底的にデザインされています。美しさという点においては、服はそれを着る人の人となりや、着る目的を表現し、ACGもそれを大事にしています。これら2つを徹底することが必要です。周囲に馴染みきちんとした印象を見せつつも、もう一方で着る人に自信を与え、適度な雰囲気を醸し出すことも必要です。」とヒューは話します。
新しいコレクションの代表作となるNIKELAB ACG 3-in-1 Coatが良い例です。メンズ、ウィメンズにはそれぞれ独自のパターンを使っていますが、基本的な要素として、ゴアテックス®のアウターシェルを用い、悪天候への対応を実現しています。「シェルはしっかりとした生地のものですが、一旦それを脱ぐと、ミントの裏地がシェルの中に包まれたエネルギーを感じさせます。」とシュナイダーは話します。
色合いによって感情を伝えることに加え、シュナイダーは新しいウィメンズコレクションのフィットと着心地にも配慮してデザインしています。ヒューがデザインし、足を曲げやすくしたACGの特徴的なパンツの流れを汲みながら、シュナイダーは快適さと動きやすさのバランスを重視した素材を取り入れ、女性ならではの表現を生み出しました。特に特徴的なのがウエストのディテールです。腰に向かって伸びる柔らかい素材のマチは、肌に優しく当たりながら体を包み込みます。
もちろん、これらはデザインの中の要素に過ぎませんが、ジャケットの肘の構造や、裾に向かって狭くなるパンツの形など、感覚的に訴えかけながら、ACGのコレクションはより際立ったものになっています。こうしたディテールの中に、技術と感覚の両面から体を守る機能が実現されています。
HOLIDAY 2017 NIKELAB ACG コレクションは12月23日からNIKE.COM/NIKELAB、NIKELAB MA5、DSM GINZAで発売になります。
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