2007年2月19日
2007年ついに海を渡たり、世界の舞台へと大きな一歩を踏み出した、日本が誇る「怪物」、松坂大輔選手。日米問わず『成功間違いなし』と言わしめる背景には、彼のジャイロ回転をするとも言われる強力なストレートと多彩な変化球、そして9人目の野手として4年連続、過去7回のゴールデングラブ賞が証明する優れたフィールディングがある。
07シーズン、ナイキジャパンでは、松坂選手のその優れた能力をサポートする革新的な機能性と、松坂選手自身を象徴するデザインを盛り込んだシグネチャーモデルのグラブ『M18』を開発。その機能性とは…
多彩な球種に対応するために、打者はグラブの隙間から見える球の握り方をはじめとし、わずかな筋肉や骨格の動き、癖を観察し、球種を読みます。過去の常識では、その握りを隠すための方法としてグラブを大きくしきましたが、ネガティブな要素として重量が重くなり、操作性に欠けてしまいます。また、逆に内野手のように操作性を重視してコンパクトにすると、球の握りが見えやすくなってしまいます。
この相反する2つの特性を兼ね備えるため、『M18』には、グラブを大きくすることなく握りを隠し、かつ軽快なフィールディングをサポートする様々な機能を採用。
『M18』の製品特性
【握りを隠す構造】
■ポケット(受球面のくぼみ)
グラブを大きくすることなく握りを見えなくするために、ポケットを深くし、手首まで隠すことで筋肉や骨格の動きを見られにくく設定。
■指カバー
わずかな指の動きでも球種を読み取られないよう、指がほぼ完全に隠れる深めの仕様。
■ウェブ(受球網)
握りを見せない全体を覆うワンピース構造。
■指間にレースを追加
指の第2関節あたりに追加して通されたレザーのレースにより、指の間からのわずかな視認をも許さない。
【軽快な操作性】
内野手用グラブを思わせるコンパクトサイズ。そして素早いフィールディングを実現するために、野手用グラブ同様のダブルホリゾンタルヒールを採用。 ※「ダブルホリゾンタルヒール」:手の付け根部分をより平らにすることで受球面が広くし、打球をはじきにくい構造。
【松坂選手を象徴するデザイン】
ワンピース構造のウェブには、松坂選手のイニシャル「M」をモチーフに、彼のプレーを形容して呼ばれる「モンスター(怪物)」が襲いかかる牙をデザイン。また、赤に黄色で縁取りされたスウッシュ(ナイキロゴ)はモンスターの口(赤)と稲妻(黄色)を表し、稲妻を背に現れるモンスターの姿をイメージ。
2007年7月より、本モデルを忠実に再現し、軟式プレイヤー向けに使いやすく改良されたモデルの販売を予定しています。
プロダクト名 | 価格(税込) | サイズ |
---|---|---|
M18 シグネチャーモデル(一般用) | ¥16,800 | 11.7インチ |
JR M18 シグネチャーモデル(少年用) | ¥11,025 | 11.0インチ |
KIDS M18 シグネチャーモデル(一般用) | ¥6,195 | 10.0インチ |
2007年 松坂大輔選手のシグネチャーモデル 『M18』