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2008年12月12日

Nike Zoom Kobe Ⅳ
ナイキ、最軽量かつ最強のバスケットボールシューズを発表

2008年12月11日(ニューヨーク:アメリカ東部時間)、ナイキは、これまでにNBAオールスターに10回選出されたコービー・ブライアント選手と共に、Nike Zoom Kobe Ⅳを発表しました。このシューズは、新しいローカットデザインで、バスケットボールシューズとしては最軽量の11.6オンス(328グラム)に仕上がっています。

バスケットボールは、よりゲーム内でのスピードを求めて進化しています。その変化の中心にあるコービー選手自身が、新しい革新を生み出す原動力ともなりました。コービー選手は今回で4足目となるシグネチャーシューズの開発に当たり、革命的ともされたナイキ ハイパーダンク(13オンス/368グラム)よりも軽い、ローカットのシューズを求めました。

「最初に、ナイキがこれまでに作った事のない軽さ、しかもロートップ(従来のモデルに比べて低めのカット)のバスケットボールシューズが欲しいと言った時には、部屋の中が本当に静まり返ってしまいました。」とコービー選手。「ナイキデザインチームが製作したこのシューズは、バスケットボールシューズのレベルをさらに一段上げるものになりました。

ナイキ パフォーマンス フットウェア クリエイティブ ディレクターのエリック・エイバーは、世界で最もダイナミックなプレイヤーの一人とされるコービー選手のため、ローカットのパフォーマンスシューズを作るという新しい挑戦に挑みました。

エイバーは、安定性と快適性を保ちながら、コービー選手の、素早くキレのある動きをサポートする超軽量のシューズを作るため、様々な革新的テクノロジーを施しました。アッパーにはナイキ ハイパーダンクと同様、「フライワイヤー テクノロジー」(非常に強力なナイロン繊維を使った機能的構造)を採用。更に、前足部にはナイキ エア以来の革新的なクッショニングシステム「ルナーライトフォーム」を施し、足のエネルギーを吸収するのではなく反発させるようにしました。そして、ヒールにはナイキ ズーム、ミッドソールにはフルレングスのファイロン素材を取り入れました。

「ローカットのパフォーマンスシューズを作るというアイディアは、コービー選手のものですが、実際に機能的なシューズを作るために、ナイキスポーツ研究所(NSRL)の研究結果を基に、裏づけが必要でした。」とエイバーは述べています。「NSRLでは、コービー選手が高速でプレーする様子を、ビデオを使い、スローモーションで分析しました。その結果、ローカットのシューズでは鋭い動きが可能になり、反発性も高まることがわかりました。」

Nike Zoom Kobe Ⅳは2009年1月より日本、中国で、2月にはアメリカ、カナダ、ヨーロッパで発売となります。