2009年1月31日
今シーズン、「No Limit!2009」のチームスローガンを掲げ、更に新しい道を切り開くライオンズ戦士をサポートするユニフォームのデザインコンセプトは、“伝統と未来の融合”です。球団史60年の象徴となる西鉄の「黒の時代」、そして西武の「青の時代」がひとつになり、新たに生まれた伝説を紡ぐ青「レジェンド・ブルー」へと進化を遂げます。選手たちは、2009年シーズン、この伝説の青を身に纏い、新たなる栄光の時代を築き上げていきます。
■“伝統と未来の融合”
チームの最初の黄金期となる西鉄ライオンズのロゴ、そしてそのキーカラーであった「黒」と、常勝チームの歴史を積み上げてきた西武ライオンズのロゴ、チームカラーの「青」がひとつになり、新たに生まれた伝説を紡ぐ青「レジェンド・ブルー」が、新たなる栄光の「未来」を築いていきます。今回の新ユニフォームは、その“伝統と未来の融合”をデザインコンセプトにしています。また、チームを育む「彩の国・埼玉」を表す「赤」をキーカラーとして両袖に加え、ホームタウンである埼玉との強い結びつきを表現しています。
■シンプルさと軽量性を追求した胸ロゴ
ホーム用ユニフォームには、選手の心臓の位置にチームネームロゴの「L」を配し、チームの象徴と個々の選手の気持ちとがシンクロし、更なる力となることを表現しています。また、今までのワッペン形状からシンプルな刺繍のロゴに変更することで、ユニフォーム自体の軽量化も実現しました。
■チームの強さを誇示する獅子のペットマークロゴ
右打者の投手側、右ピッチャーのバッター側に向くユニフォーム左袖部分には、チームの象徴となる新ペットマークロゴが、あたかも獅子が敵に襲い掛かるがごとく配されています。本来、獅子の指は進化の過程で1本が退化し4本のように見えます。しかし、新ペットマークロゴでは、獅子と化して勝負を挑む選手を象徴しているため、人間と同じ5本指としました。
■栄光の歴史を象徴する13個の星
襟裏にはライオンズの輝かしい勝利の歴史の象徴として、13回の日本シリーズ制覇を表す13個の星が刺繍されています。
■“i believe lions.”エンブレム
ゲームに臨む前、また試合中に選手たちが集中を図り、気持ちを注ぐ際、象徴的に選手たちが握るユニフォームフロントのボタン留め部分(上から第2ボタンと第3ボタンの間)裏側に“i believe lions.”の文字が刻まれています。ライオンズを象徴する3つのカラーが歴史とともに融合し、過去59シーズンに渡って築いてきたライオンズの選手とファンの思いを凝縮し、その思いを新たな歴史を築いていくための礎としていくことを表現しています。
ナイキジャパンは、2002年シーズンより、埼玉西武ライオンズのオフィシャルパートナーとして、ユニフォームをはじめとしたウェア等の提供を行っています。
■選手のパフォーマンスを最大限に引き出すテクノロジー
新ユニフォームは一見すると機能はほとんど目に見えないシンプルなデザインでありながら、選手のパフォーマンスをサポートし、プレー中の快適性を維持する工夫がなされています。
■ヒート&モイスチャーマネージメント(通気&吸汗・速乾機能)
汗は、時に不快感につながり、また、それが冷えることで体温低下、パフォーマンスの低下の要因になります。新ユニフォームにおいては、最も発汗しやすい背中全体、ネック部背面、そして首から脇にかけて、軽量で、吸汗・速乾性に優れる「Nike DRI-FIT メッシュ」を採用。各部位の発汗量に応じて、メッシュの目の大きさを戦略的に変えています。この素材は汗を肌の表面から素材の表面へと運び、すばやい蒸散を促す構造になっており、肌へのベトつきを軽減し、常にさらっとした着心地を提供します。また、Nike DRI-FITメッシュによるベンチレーション効果がプレイヤーたちの肌周りの環境を、常に涼しい状態に保ちます。
■ライトウエイト(さらなる軽量性)
シンプルなルックスに仕上げられた新ユニフォームは、攻撃的なプレーに耐えうる強度を保ちながらシーム(縫い目)を約20パーセント減らすことに成功。ユニフォーム全体の軽量化を実現したほか、プレー中にシームが肌にすれることによる不快感をも軽減しています。ユニフォーム全体は、これまでのものに比べて約22パーセントの軽量化※を実現しています。
※2008年、2009年のホームユニフォーム(サイズXXL)の比較となります。