2009年5月7日
世界大会出場権を獲得した、ガンバ大阪ジュニアユース
決勝は、4日の準決勝で東北地域代表のJFA アカデミー福島を3-0で破ったガンバ大阪ジュニアユースと、東海地域第1代表の清水エスパルスジュニアユースを3-1で破った名古屋グランパスU15との対戦となりました。試合は、両チームによる攻防戦が繰り広げられ、0-0のまま前半を折り返し、後半戦へ。そして、試合終了6分前、ガンバ大阪ジュニアユースのFWの吉野竜生選手からのパスを受けたキャプテン、MF小川直毅選手が右足でシュートを決め、チームに勝利をもたらしました。ゴールを決めた小川選手は、試合後、「優勝できてうれしいです。自分の持ち味はドリブルで、今日は持ち味を発揮できました。今大会はこの1年で一番調子が良くて、普段はチャンスメイクのほうが多いんですが、今回は4ゴールも決められました。世界大会では、自分のスピードがどこまで通用するか試したいです」とコメントしています。
「JFA プレミアカップ 2009 supported by NIKE」は、8月に開催予定のフットボールジュニアユースの世界大会「マンチェスター・ユナイテッド・プレミアカップ・ワールド・ファイナルズ」に向けて、日本代表チームを決定する大会です。今年で13回目を数えるこの大会は、全国9地域(北海道・東北・関東・北信越・東海・関西・中国・四国・九州)、参加約3,273チームの中から地域予選を勝ち抜いてきた12チームによって繰り広げられました。
ナイキは、1993年よりヨーロッパでU-15(※)の大会「NIKE PREMIER CUP」を開催してきました。1994年からアジア地区大会がスタートし、1997年に、欧州、アジア、北米、南米、アフリカの各地区代表が対戦する世界大会となりました。2001年からは、過去の大会実績に基づいて、世界大会の出場権利が得られるようになり、日本もその権利を獲得しました。大会は年々評価を高め、若きアスリートたちが世界各国のクラブチームと対戦できる貴重な大会として、認知されるまでとなりました。
※日本大会の参加資格は、1995(平成7年)年1月1日以降に生まれた選手(U-14)、世界大会参加資格は、1994(平成6年)年1月1日以降に生まれた選手(U-15)となります。
【JFA プレミアカップ 2009 supported by NIKE】
優 勝… ガンバ大阪ジュニアユース(関西地域代表/大阪府)
準優勝… 名古屋グランパスU15(東海第2地域代表/愛知県)
第3位… 清水エスパルスジュニアユース(東海第1地域代表/静岡県)、JFAアカデミー福島(東北地域代表/福島県)
フェアプレー賞… JFAアカデミー福島(東北地域代表/福島県
「マンチェスター・ユナイテッド・プレミアカップ・ワールド・ファイナルズ」
開催地… マンチェスター(イギリス)
大会期間… 8/5~8/8
遠征期間… 未定
<決勝>
ガンバ大阪ジュニアユース 対 名古屋グランパス U15
激しい攻防を繰り広げる両チーム
シュートを決め喜ぶガンバ大阪ジュニアユースの選手たち