2009年5月29日
ナイキは、創設以来、「ワッフルソール」、「ナイキ エア」、そして「ナイキ フリー」など、ナイキの核と言えるイノベーションを次々と生み出し、常にアスリートのベストパフォーマンスをサポートしてきました。そして今夏、新たなイノベーションを搭載した「ナイキ ルナグライド+」が誕生します。
「ナイキ ルナグライド+」の革新性
「ナイキ ルナグライド+」に搭載された革新的テクノロジー、「ダイナミックサポートシステム」とは、軽量でコシのあるフォーム素材=ルナライトフォームを、キャリッジと呼ばれる硬めのフォームで覆ったクッショニングシステムです。着地時のクッション性をしっかりと提供できるよう、ルナライトフォームは角度をつけ、足の外側にボリュームを持たせてキャリッジにはめ込まれています。また、後足部内側の部分は、ウエッジと呼ばれる補強素材をキャリッジの形状に合わせて組み合わせ、ランナーの走り方に合わせた安定性を提供します。オーバープロネーション傾向のランナーの場合、その程度にかかわらずウエッジが機能して、着地時の足の内側への過度な倒れ込みを抑制し、最適な安定性を提供します。一方、ニュートラルな(オーバープロネーションではない)走り方のランナーは、足の着地時にウエッジのサポートを必要とはしませんが、ルナライトフォーム独特の柔らかな感覚と、反発性により、滑らかなライド感を楽しめます。また、「ナイキ ルナグライド+」には、もうひとつのイノベーションが搭載、2008年夏に発表された、軽量性を保ちながらも、しっかりとしたサポート性を提供する「フライワイヤー」テクノロジーです。「フライワイヤー」テクノロジーは、強化ナイロン繊維をデザインに取り込み、サポートパーツを最少にすることで、更なる軽量化を可能にしています。
女性と男性それぞれの身体的特徴/走り方に着目した男女専用デザイン採用
ナイキでは、約10年前から女性と男性の骨格や筋力の違いに配慮し、女性専用ラスト(足型)/デザイン(設計)を採用してシューズを開発しています。この「ナイキ ルナグライド+」も専用デザインを取り入れ、性別を問わず、最適な機能と快適な履き心地を提供します。
■アッパー
サポート性の高いシューズを好む傾向がある女性用には、内側にアーチストラップを配置し、サポート力を男性モデルよりも高めています。このアーチストラップが「フライワイヤー」テクノロジーと連動し、中足部を更にしっかりと安定させます。
また、女性のかかとの形状は、男性に比べ個人により幅広い差が見られる傾向にあります。女性用モデルには、様々なかかとの形状に対応できるよう、女性専用の外付けヒールカウンターを取り入れています。ヒールカウンターの外枠だけを硬めのパーツにすることで、個人差の大きいかかとを持つ女性それぞれに合ったフィット、サポート性、快適性を提供します。
■ミッドソール
一般的に女性の体重は男性よりも10~15%軽いため、シューズのミッドソールにかかる圧力も男性に比べて低くなります。女性用モデルのかかと部分にはメンズモデルよりもやわらかいフォームを使用し、脚力が弱く体重も軽い女性に適したソフトなクッション性を提供します。また、男女それぞれの骨格にあわせ、専用に開発されたアーチブリッジを搭載。ミッドソールと連動し、アーチから後足部にかけて、足のスムーズな動きを妨げることなく、サポート性を提供します。更に特別な快適さ、フィット性、そしてサポート性を提供できるように、男女の特徴的な足の形に合わせて作られたラストを使用しています。
■アウトソール
シューズを履きながらも裸足感覚を提供する「ナイキ フリー」テクノロジーから生まれた、ナチュラルモーションテクノロジーを採用。アウトソール全体とミッドソールの縦横に男女の足/走り方に合わせて深く刻まれた屈曲溝が、スムーズで効率のよい足運びを促します。また、着地時の衝撃が一番強いかかとに、カーボンラバー製のクラッシュパッドを配置することで、高い耐摩耗性を実現。女性は、より外側から着地する傾向にあるため、このクラッシュパッドも、女性用モデルでは、男性用よりも深い角度をつけて配置されています。
【 ナイキ ルナグライド+ 】
¥13,650(税込み)
MEN’S 24.5~30cm
WOMEN’S 22.5~26cm
各3色展開 Nike+ 対応