2009年7月3日
そして間もなくイタリア・ブレッサノーネで開催される「世界ユース陸上競技選手権大会」(7月8日~12日)で、ジュニアチームの新ユニフォームが本格的にベールをぬぎます。
ナイキが日本のジュニア選手たちのベストパフォーマンスを支えるために用意したウェアは、「軽量性」と「スピード」を徹底追求しています。昨年の北京のために開発された、ナイキがサポートする5つの強豪国(アメリカ、ドイツ、ロシア、ケニア、中国)のナショナルチームウェアと同じイノベーション/テクノロジーが採用されています。
【MEN'S】
【WOMEN'S】
■NIKE SWIFT(ナイキスイフト)
2000年シドニーの時に、初めて開発されたスプリント選手のためのアパレルテクノロジー。
キャシー・フリーマン(オーストラリア)が決勝でNIKE SWIFTスーツを着用して大きな注目を集めました。空気抵抗を軽減するために風洞実験を繰り返し、どの部分にどのような素材を用い、また縫い目を配すればよいか徹底的に研究、開発。シドニー以降も改良を重ね、スピードスケート、水泳、自転車ロードレース用ウェアにもこのNIKE SWIFTテクノロジーは応用されています。
昨年の北京で採用され、この度、日本のジュニア選手が着用する最新のNIKE SWIFTは、従来のフルボディスーツ、セパレートタイプに加え、新たに「NIKE SWIFT SYSTEM OF DRESS」というコンセプトを採用。選手たちがそれぞれに必要な機能を選択、カスタマイズできるように、ショートスリーブやスリーブレスのユニタードに、グローブやソックスを組み合わせられるようになっています。どのタイプのスーツも、スピードの妨げとなる空気抵抗の削減を追求し、袖や裾、首周りなどは縫い目をなくすためにシリコンで圧着加工。快適性と軽量性を考慮しています。また、背中にはメッシュが採用されているので、軽量性に加え、高い通気性も実現しています。
また、グローブやソックスにも速く走るためのテクノロジーが採用されています。例えば、ゴルフボールのディンプルのような形状の素材を使用して、空気抵抗を軽減。ナイキが実施したテストでは、未着用時と比較すると、グローブ着用時は19%、ソックス着用時は12.5%、空気抵抗が少なくなるという結果が出ています。
■AEROGRAPHICS(エアログラフィックス)
暑さはパフォーマンスの低下を招くので、アパレルの通気機能はとても大切です。ナイキは効率的に選手たちにクーリング効果をもたらすために、シングレットやNIKE SWIFTのウェアの背面に最新テクノロジー、AEROGRAPHICSを採用しています。縫い目をなくしてメッシュの粗さを変えているだけでなく、グラフィックに。つまり、機能がデザインにもなっているのです。国の代表になるのは、とても名誉なことであり、誇りを感じると選手たちは言います。そんな選手たちに更にモチベーションとインスピレーションを与えるため、そして、選手と国に敬意を表するため、その国の伝統や文化を象徴するグラフィックを描いています(前ページ記載の5つの国のグラフィックも全てその国独自のものです)。日本のジュニア選手たちのウェアには、日本を象徴する日の丸がデザインされ、まさに選手たちは日本を背負って世界に挑むことになります。
【MEN'S】
【WOMEN'S】