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2009年12月1日

田中マルクス闘莉王選手が参加
ナイキと(RED)™のパートナーシップが始動
スポーツの力でアフリカのHIV/AIDS撲滅活動を支援

ナイキは、「世界エイズデー」の2009年12月1日(火)より(NIKE)REDレースの販売を世界各国で行い、アフリカのHIV/AIDS撲滅支援活動を行う(RED)™とのプロジェクトを開始します。スポーツの力を通して、HIV/AIDS撲滅を呼びかける本プロジェクトには、自身のルーツをアフリカに持つ、ディディエ・ドログバ選手(チェルシー所属)をはじめ、世界中のアスリートが参加しています。日本においては、田中マルクス闘莉王選手が参加し、(RED)への賛同を呼びかけていきます。

このユニークなプロジェクトは、アフリカのHIV/AIDS撲滅活動の啓発と、医療活動という2つ側面からプログラムをサポートする資金を提供していきます。スポーツが持つ力を通じ、若い人たちに(RED)のコンセプトをより身近に感じてもらうと共に、アフリカでのサッカーを通じたコミュニティプログラムを実施していきます。

ナイキと(RED)のコンセプトは、「Lace Up. Save Lives」のメッセージのもと、赤いシューレース、(NIKE)REDレースの購入を呼びかけるというシンプルなものです。(NIKE)REDレース(¥500税込)の収益は100パーセント寄付され、寄付金は(RED)のパートナーでHIV/AIDS患者に医薬の提供を行う世界エイズ・結核・マラリア対策基金(世界基金)と、アフリカのサッカーを通じたHIV/AIDS予防啓発促進プログラムを実施するコミュニティに同額ずつ送られます。このパートナーシップは、医薬と啓発の両方のプログラムを支援するユニークなプロジェクトです。

田中マルクス闘莉王選手のコメント

「NIKE(RED)プロジェクトは、とても意義のある活動だと思います。サッカーには、多くの人たちをひきつける力があります。我々がピッチ上でこの赤いシューレースを見につけることで、多くの人たちにこのプロジェクトを知ってもらえるきっかけが作れればと思っています。」

また、12月5日(土)に開催されるJリーグの試合においてプロジェクトへ賛同した選手たちが、赤いシューレースを着用しピッチに立ちます。サッカーを通じて、HIV/AIDS撲滅活動を支援し、(RED)プロジェクトへの賛同を呼びかけます。

(NIKE)REDレースは、12月1日(火)より、世界各国のナイキストアなどで販売されます。

(RED)™と(PRODUCT)RED™について

(RED)は、2006年春にU2のボノ氏と国際NGO団体「DATA」のボビー・シュライバー氏によって立ち上げられました。(RED)の主な目的は、アフリカのAIDS撲滅を支援する為の啓蒙活動と民間企業への参画を促すことです。(PRODUCT)RED™のロゴをつけたプロダクトを販売する企業は、その売上の一定の割合または収益の一部をアフリカで展開されるプログラム資金として寄付します。現在、協力企業としてアメリカン・エキスプレス(イギリスのみ)、アップル、バガブー、コンバース、GAP、エンポリオ・アルマーニ、ホールマーク、デル、スターバックスの各社が参加しています。発足以来、(RED)を通じて1億4,000万ドルが世界基金に送られ、全ての寄付金は、諸経費などの一切を差し引かず100パーセントが、スワジランド、ルワンダ、ガーナ、レソトの各国でエイズ撲滅活動に役立てられ活用されています。
詳しくはhttp://www.joinred.com/をご覧ください。

アフリカのHIV/AIDS感染の現状

アフリカ大陸サハラ砂漠より南の地域では、1日に子供を含めて3,800人が死亡し、さらに15~24歳の男女6,000人が新たに感染していると推定されます。ミシェル・D・カザツキン教授(世界基金事務局長)は、「現在、全HIV/AIDS感染者の68パーセントはサハラ砂漠より南に居住する人々で、この地域における持続的な啓発活動と生命維持に必要な医薬品のニーズは、流行が始まった当時と同等レベルの緊急性を要しています。ナイキと(RED)のパートナーシップにより、我々はサッカーを共に楽しむことを通じて現地の人々とふれあい、説得力があり、また意味のある形でHIV/AIDSに関するメッセージを伝えることができるのです。」と話します。

その他今後展開される活動

■プロジェクトへ賛同したプロフットボール選手らが赤いシューレースを着用しピッチに登場

12月5日(土)に開催されるJリーグの試合においてプロジェクトへ賛同した選手たちが赤いシューレースを着用しピッチに立ちます。世界で最も人気のあるスポーツの一つであるサッカーを通じて、プロジェクトへの賛同を呼びかけます。

■NIKEiDで(NIKE)RED レースが選択可能に

ナイキでは、2009年12月22日より、NIKEiDで(NIKE)RED レース(¥500円税込)の選択が一部のモデル(22日からは4モデルにて対応。その後順次対応モデルを拡大予定)で可能になります。NIKEiDとは、パソコン上でシューズのパーツの色や素材を自分の好みにあわせてカスタマイズできるサービスのことで、ナイキ ジャパンでは、2001年より展開し現在は100モデル以上がNIKEiD対応モデルとして展開されています。

■2010年2月3日より、NIKE DUNK(RED)が発売開始

「NIKE DUNK」の(PRODUCT)REDバージョン(¥16,800税込)が2010年2月3日より発売開始になります。NIKE DUNK(RED)は6月1日までの間、NIKEフラッグシップストア原宿、Nike Osaka、NikeFukuokaのNIKEiD STUDIOのみで購入可能となります。「NIKE DUNK」は、1985年にバスケットボールのオンコート用シューズとして発売され、現在はオンオフ問わずに幅広く人気のモデルです。