2012年7月20日
2012/13年シーズンに向け、FCインテルナツィオナーレ・ミラノ、ユヴェントスFCがユニフォームを一新し、プレイヤーたちは新たなスタートを切ります。今回発表されるユニフォームは、革新的なリサイクルポリエステルを使用し、これまでで最も環境に優しいユニフォームに仕上がっています。
両チーム共に、ナイキの革新的テクノロジーのリサイクルポリエステルを使用し、これまで以上に環境に優しいユニフォームに仕上がっており、それぞれのユニフォーム(シャツとショート)には、最大13本のプラスチックボトルが使用されています。この革新的な生産方法では、通常のポリエステルを使用して生産するよりもエネルギー消費量を最大30%減らすことができます。2010年以来、ナイキでは推計1億1500万本のプラスチックボトルをリサイクルし、高機能のユニフォームを生産してきました。
過去のユニフォームと比較すると、素材としては23%軽く、ニット構造による強度が20%増しており、アスリートの肌から汗を素早く取り除いて肌を乾いた涼しい状態にするNike Dri-FITテクノロジーも採用しています。ユニフォームのパーツは接着され、シャツとショートの重要な素材のつなぎ目 には、T字型の補強を施しています。内側から接着して表面を平らにし、快適さと機能性も高めています。脇の下からウエストバンドにかけては、レーザーで小さな通気孔を開けて通気ゾーンをつくることで空気の循環を促し、プレイヤーのアパレル内の体温を調整して快適な着心地を提供します。
FCインテルナツィオナーレ・ミラノ
2012-13シーズンのFCインテルナツィオナーレ・ミラノは伝統的なブルーとブラックのストライプのブラックの幅を広くすることで、支配的な印象を強めています。
クラシックなブラックのクルーネックの襟は、シンプルでエレガントな一方、ブラックの袖口からは、その下側に隠れたブルーカラーが見られます。首の後ろの内側には、ミラノの象徴である蛇‘Il Biscione’のグラフィック、外側には‘Inter’の文字がシンプルに施されています。
新しいアウェーユニフォームは、鮮やかなレッドのシャツ、ショート、ソックスからなり、インパクトのあるカラーで敵を圧倒します。レッドは、ミラノ市の紋章の中で重要なカラーとして用いられており、この大胆かつスタイリッシュな新しいユニフォームは、ミラノのカラーがクラブの カラーでもあることを表現しています。クルーネックは、レッドリブで仕上げ、首の後ろの内側のグラフィックはミラノとインテルがそれぞれにシンボルとする蛇 ‘Il Biscione’ にちなんだものになっています。
首の後ろの外側のグラフィックは、シンプルに‘Inter’の文字で、シャツ袖口の先端にはブラックとブルーを用いて、新しいユニフォームにもクラブの伝統が刻みこまれています。ショートは、全体がレッドで、ウエストバンドの背中側に‘Inter’の文字と、‘Il Biscione’を思わせる スネークスキンのパターンがサイドの継ぎ目に見られます。ソックスも全体がレッドで、上端部にブラックとブルーを使い、ホワイトの‘Inter’の文字をディテールとして付け加えています。
ユヴェントスFC
2012-13シーズンのユヴェントスFCのホームユニフォームのデザインは現代的でありつつも伝統的で、象徴的な黒の幅広い縦縞が4本施されています。これは、アニェッリ家が1923年にクラブのオーナーとして就任した際に、ユヴェントスの根幹となる柱として表明した4つの本質的価値-家族、連帯、忠誠、名誉-を表しています。
ジャンピエロ・ボニペルティ会長の歴史的な名言(『Vincere Non È Importante È L’Unica Cosa Che Conta』 - 『勝利は重要なもの ではない。唯一のものだ。』)が首の裏側に、また外側にはシンプルに‘Juventus’というグラフィックのみが施されています。アルド・ノヴァ レーゼが1962年に最も有名なプリンターの1つであるネビオロ社のためにデザインしたEurostileフォントが、今回再びシャツに採用され ました。
シャツの背中に施される名前の色もイエローからブラックに戻され、ホワイトフォントで背番号を入れる伝統的なブラックフレームも復活しました。シャツの袖口と襟は、1951-1952シーズンにスクデット(盾)を勝ち取ったチームのシャツにインスピレーションを受けています。 新しいホームおよびアウェイのユニフォームは、ユヴェントスのロゴに星が2つ付いて販売されます。
ホワイトのショートには、ウエストバンドの裏にEurostileのフォントで‘Juventus’と入っています。ホワイトのソックスには足首とトップの部分にも、やはり同じフォントを使ってブラックで‘Juventus’と入っています。また、足底の部分に改善されたコットンを採用した革新的なデザ インで、より高い快適性とサポート性を提供します。
ナイキ イタリアGMアンドレア・ロッシは言います。『ナイキとユヴェントスとのパートナーシップは10周年を迎えています。ユヴェントスは素晴らしい勝利を収め、然るべき位置に戻ってきてくれました。今シーズン、私たちは伝統にヒントを得ながら、現代的なルックスと革新的な機能性を搭載した象徴的なジャージをイタリアチャンピオンに提供し、ピッチ上で選手たちが最高のユニフォームを着用できるように しました。』
ユヴェントス会長アンドレア・アニェッリは、『本日、先シーズンにユヴェントスが達成した結果を称えて、再びナイキと共に新しいブラックと ホワイトのジャージを発表します。この勝利の価値と、スポーツ界のリーダーであるナイキとユヴェントスとのパートナーシップをさらに高める印として、このフィールドで勝ち取った30個目の盾がジャージに刻まれています。』とコメントしています。