2013年3月5日
本CMは、野球大会の選手宣誓で「自分」の活躍を強調した宣誓を行う青年の姿を通して、どのスポーツでも選手達はチーム、コーチ、ファン、対戦相手、そして世界にインスピレーションを与えることができ、「自分」のための努力が結果的にチームのためになる、というナイキからのメッセージを綴っています。
本CMは、青年が「宣誓。我々は…、というか、僕に注目して下さい。」とはじまる意外な宣誓の言葉に、球場の観客、応援団、報道記者、カメラマン、野球解説者、そしてラジオ・テレビで中継の模様を聞いた人々が驚き、ざわつくシーンが描かれています。ベッドでマッサージを受けていた野茂英雄さんは、テレビ中継から流れて来た「宣誓」の言葉に驚き頭をあげ、タクシーの中で「宣誓」のラジオ中継を聞いた上原浩治選手は、大胆な「宣誓」に笑みを浮かべます。
ナイキジャパンは、チームプレーを重んじるスポーツである野球に対して、野球選手がチームに貢献しながらも、厳しい練習やひたむきな努力への報いとして、個人にもフォーカスをあて、今まで以上に認められるきっかけをつくり、頑張っている選手の個性や他の選手との違いに光をあてることによって、野球のさらなる進化と魅力を創っていくことができるのではと考えています。ナイキジャパン マーケティング ヴァイスプレジデントのパオロ・トゥビットは「ナイキでは常にアスリートの声に耳を傾けております。宣誓の背景にある考えには、私達が単に耳を傾けるというだけではなく、アスリートが自分たちの声をチーム、友人、家族、世界に向けて発する機会を提供することで、彼らを鼓舞し気持ちを高めたいという願いが込められています。私達は、競技レベルによらず、誰もがそうした機会を得るにふさわしいと確信しております。」とコメントしています。
また、本CMに出演している上原浩治選手は、以下のコメントを残しています; 「(宣誓で)でっかいこと言うなと思いました。それを超えるのは難しいと思いますよ。確かに有名になりたい、一流になりたいと思う気持ちは誰も思っていることなので、それを選手宣誓の形でいうのは実際はあり得ないけど、すごいなと。自分にすごい自信を持っているからこそ言えることですね。僕はあんなことはいえないですね。」
本60 秒CMはナイキジャパンのFacebookページ上でも順次公開する予定です。
【TVCM 「宣誓」】
ナイキベースボールが展開する、新しい「野球」の考え方を提唱するキャンペーンです。どん欲にチームプレーのための努力に徹しながらも、個人として認められるきっかけを作りたいと考えています。厳しい練習やひたむきな努力への報いとして、自分が主役となり、伝説となり、怪物と呼ばれ、そして百年に一人の選手といわれる自信を持ち、個のプレーを世界に見せつる。ひとりひとりの選手たちのプレーが、周りの人々をざわつかせるのだ、というメッセージを、アスリートの言葉やプレーを支えるプロダクトを通して野球選手に発信しているキャンペーンです。
キャスト
Koji Uehara (上原 浩治 / ボストン・レッドソックス)
Hideo Nomo (野茂 英雄)
スタッフリスト
Wieden+Kennedy Tokyo
PRODUCTION
EDITORIAL
VFX
MUSIC + SOUND DESIGN