2013年11月20日
ナイキ、フランス代表チームの新ホームユニフォームを発表
アスリートの世界最大の舞台のために最高の機能性を搭載したキット
試合終了を告げるホイッスルの後、歓喜湧き上がるスタッド・ド・フランスにおいてフランス代表のフランク・リベリー、ブレーズ・マテュイディ、ヨアン・キャバイェ、ラファエル・ヴァランが来年ブラジルで着用するナショナルチームのホームキットを披露しました。最高の機能性とソウルフルなデザインディテールを組み合わせ、新しいフランス代表チームのホームユニフォームはその洗練された見た目の中にフランスの持ち味であるスタイル性とプライドを表現しています。
最高レベルのクーリングと快適性
90分間のゲーム中に体温を調整することは、アスリートのパフォーマンスには必要不可欠であり、ナイキデザインチーム最大のフォーカスでもあります。デザイナー達はナイキ DRI-FIT テクノロジー、バーンアウト メッシュ、レーザーカット ベンチレーションを組み合わせ、アスリートが最も必要とする場所へのクーリング機能を搭載させました。
ナイキ DRI-FIT テクノロジーは肌から汗を吸い上げ、水分をより速く蒸発させ、素材の外へと逃がします。体温が上昇しやすい主要部分にはレーザーカットのパンチングホールとエンジニアードメッシュを配して通気性を高め、肌の表面の空気の流れを促進します。
ナイキ フットボールのクリエイティブ ディレクターであるマーティン・ロッティは、「汗対策を講じて、体をより長く、より涼しく保つことで、プレイヤーの汗の量が抑えられ、快適性が増し、パフォーマンスが向上します」と述べています。
プレイヤーを涼しい状態に保つことに加えて、最高レベルの吸汗性と柔らかい肌触り、美しい形状を生み出す、コットンとリサイクルポリエステルの混紡の新しいニット素材を採用しています。
優れたスポーツパフォーマンスを実現する上で、環境への影響に配慮したいというナイキの理念に従い、2014年のナショナルチームキットでもリサイクル素材が使用されています。ショートにはリサイクルポリエステル100%の素材を、シャツには最低でもリサイクルポリエステル96%とコットン4%の素材を採用しています。各ユニフォームの素材は平均18本のリサイクルペットボトルを原料としています。2010年以降、ナイキではリサイクルポリエステルの使用により約20億本にのぼるペットボトルを埋め立てから転用しており、フルサイズのフットボールピッチ2800面以上をカバーする数に相当します。
マーティン・ロッティは「私達にとって、環境への配慮は譲ることのできないものです。ナイキは最高品質のリサイクルポリエステルを追求することによってこの要素の完成に取り組んでおり、サプライヤーの廃棄物、化学物質、使用水排出量を含むサプライチェーン全体で、商品製造のあらゆる側面において検討を重ねています」と述べています。
完璧なフィット
2014年のキットのフィットを改善するに当たり、デザイナーは基本から見直しました。まず、ゲーム中に、ウエアのどの箇所に最も大きく負担がかかるのかを分析してマップ化すると、そのデータを基にデザイナーは胸、肩、脚にあたる部分などの強度や伸縮性を向上させ、動きやすさと快適性を高めました。
次に、デザイナー達は数名のプレイヤーを対象に3次元ボディスキャンテクノロジーを適用しました。そこから得たデータで、近代のフットボールプレーヤーの体型をより細かく分析しました。その結果、動きやすいフィット感を実現させ、ユニフォームの快適さが向上しました。
近代のフットボールユニフォームのあらゆる要素を見ていく中で、ナイキのデザイナー達はソックスにも注目しました。アスリートの意見と新しい素材の研究を組み合わせて完成したのが、フットボールに最適な、よりしなやかなフィットを特徴とする2014ナイキ エリート マッチ フィット ソックスです。
必要な部分にクッションを配置することで、衝撃が集中する足の親指と足首の部分に優れた快適性と保護力を提供し、土踏まずのサポートは滑らないよう足との一体感を高めます。更に不要な素材は取り除き、厚みを減らしてボールタッチを向上させ、足首と甲にはフレックスグルーブを加えることで生地が一か所に重なることを防ぎます。
2014ナイキ エリート マッチ フィット ソックスも平均5 本のペットボトルに相当するリサイクルポリエステル78%の素材を使用し、シャツ、ショートからソックスに至るまで、環境に配慮したキットとなっています。
ナイキ プロ アンダーレイヤー
2014年のナショナルチームキットは2012年のヨーロッパ チャンピオンシップのものよりも16%軽量化されました。この軽量化の大部分が、ナイキで最も軽量かつ高い通気性を持つアンダーレイヤーによるものです。
2014年、ナイキはバリエーション豊富なナイキ プロ アンダーレイヤーをアスリートのために取り揃えます。各スタイルともブラジルでアスリート達が直面する様々な気温やコンディションを想定してデザインされています。日中に開催されるゲームでは高温が、また夕方に南部で開催されるゲームではかなりの気温低下が予想されるからです。
更にナイキは2014年向けに世界でも最高レベルのプレイヤーから直接意見を聞いてアンダーレイヤーショートのデザインを見直しました。
「ゲーム中に必要とするプロテクションについてプレイヤーに尋ねたところ、彼らはスライディングでできる腰上部の傷跡や擦り傷を見せてくれました。何人ものプレイヤーが同じような怪我の傷跡を見せてくれたため、プロテクションの強化をすることにしました。同時に軽量化と通気性という2つのニーズについてもバランスをとりました」とロッティは述べています。
その結果、完成したのがナイキ プロ コンバット ウルトラライト スライダーショートです。アスリートのスライディングパターンに合わせてプロテクションの強化と調整を加えたショートは前作よりも20%の軽量化に成功し、リサイクルポリエステル87%の素材を採用しています。軽量化はアスリートの体温が上がりやすい箇所に通気性とクーリングを確保するメッシュ素材を追加したことで実現しました。
「ソウルフルな」デザイン
「最高の機能性を提供することに加えて、このユニフォームに象徴される国のスピリットを称えることも極めて重要なことです。フランスのプレイヤーがこれまでどんなウエアをオフピッチで着用してきたかに注目しました。
彼らは伝統的なクラフトマンシップのあるスタイルを好んでいました。私達はこのことを反映させ、プレイヤーに同じレベルの豪華さと、一人一人にあったフィットを提供したいと考えました」とロッティは述べています。
フランス代表チームのユニフォームの素材の詳細は南フランスの町、ニームに伝わる物語からインスピレーションを得ています。ニームは近代のデニム発祥の地であり、生地の名前もこの町に由来します。歴史的に織物とパターンで良く知られ、今日のデニムの荒々しさや、18世紀にヨーロッパ全土で愛用されたシルクのショールもニームの地形から来ていると言われています。ざらざらしたデニムと優雅なシルクの間にある矛盾点はナイキのデザイナーがフランスのホームユニフォームで実現したいと願った美しいデザインと同じです。
「私達はニームの素材の話にインスピレーションを得ました。そしてツイルの手触りと45度の角度をもつ伝統的なデニムは、美しいクラフトマンシップへフォーカスし組み合わせました」とロッティは述べます。
ナイキデザインチームはホームキットの襟の快適さと美しさに磨きをかけることに時間をかけました。襟とサイドの裾は生地の耳のようなアクセントを
生み出します。エンブレムは1958 年のものをインスピレーションにして新たにデザインし、「祖国の偉大さと歴史を感じたい」というプレイヤーからのフィードバックを反映しています。雄鶏のデザインを大きくし、バッジから解放してスペースを与え再びフランス代表の誇りの象徴としました。
ちょうど胸の上部、そして各プレイヤーのショートに刺繍で仕上げられたエンブレムが美しく配置されています。またユニフォームの襟の内側には国旗がはいっています。
ショートはクラッシックなホワイトに、通気性を高める通気孔を、特に動きやすさと快適性を考慮したデザインに仕上がっています。シンプルなデザインでありながらフィット性を追求し、動きやすさと快適さをサポートするためのデザインカットを採用。よりスリムで体にあったものになっています。ショートの後方中央にはナイキの特徴であるレーザーカットされた通気孔を配し、クーリングを促進し、アパレル内の汗で不快な環境を快適な状態にしてくれます。
フランス代表チームのホームユニフォームは、Nike.comと店頭にて2013年12月6日(金)より展開予定です。
ナイキ FFF DRI-FIT S/S ホームマッチジャージ
PRICE : ¥16,065(税込) / SIZE : S・M・L・XL
ナイキ FFF DRI-FIT S/S ホームスタジアムジャージ
PRICE : ¥10,395(税込) / SIZE : S・M・L・XL
ナイキ YA FFF DRI-FIT S/S ホームスタジアムジャージ
PRICE : ¥8,295(税込) / SIZE : 130・140・150・160
ナイキ FFF DRI-FIT ホームスタジアムショート
PRICE : ¥5,145(税込) / SIZE : S・M・L・XL
ナイキ FFF DRI-FIT ソックス
PRICE : ¥2,100(税込) / SIZE : 25-27cm
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