2014年6月3日
ナイキはアトレティコ・デ・マドリードと2014‐15シーズンの新しいホームキットを発表しました。
アトレティコ・デ・マドリードのファンにとって2014シーズンは、プレイヤーが「Risk Everything」と一戦一戦にすべてを賭けて戦い、ラ・リーガのチャンピオンの地位を勝ち獲った素晴らしいシーズンとして心に残ることでしょう。チームワークと勝ちへの意欲を糧にしたクラブの存在感は、ヨーロッパフットボール界での存在も高まっています。
1975年4月にも、この勝利への意欲がチームをチャンピオンへ導きました。アトレティコ・デ・マドリードはインターコンチネンタルカップの第2戦で南米チャンピオンのインディペンディエンテに2-0で勝ち、累計得点2-1で初の世界一に輝きました。
この輝かしい瞬間を祝し、新しいホームキットは1975年のチームにインスピレーションを得たデザインとなっており、優勝40 周年の記念として着用されます。
新しいホームシャツは世界チャンピオンとなったチームが着用したものと同様に、3本の幅広のストライプが前後身頃を飾り、背中にはプレイヤーのナンバーを記すために白い空間があけられています。
目立たない部分も現代的に仕上げるため、シャツの前身頃のストライプには同系カラーでV字のグラフィックがあしらわれています。このVの模様は、アトレティコのクラブのクレストの下の部分の形に呼応します。
シャツの襟はV字のインサートを挟んだブルーポロ襟で、袖口にもブルーがあしらわれています。
首の内側にあるペナントタブには、スペイン国旗に加えて、「Campeón del Mundo 1975(1975年世界チャンピオン)」の文字が描かれ、ここでもアトレティコ史上最大の功績をたたえています。
新しいホームショートはブルーで両側にホワイトのストライプがあしらわれ、ホームソックスはレッドで最上部がホワイト、こちらにも幅広のV字のストライプが用いられています。
新しいキットにはナイキらしいデザインディテールが用いられると同時に、プレイヤーのために最新のパフォーマンスイノベーション、キットテクノロジー、環境へ配慮したプロダクトを提供するように仕上げられています。
新しいホームキットは、6月末より日本で販売される予定です。
ナイキのDRI-FIT テクノロジーは、肌表面の汗をシャツやショートの外側に素早く吸い上げ、素早い蒸散を可能にするテクノロジーです。これによりプレイヤーのアパレル内を涼しく、乾いた状態に維持し、快適さを実現することで最高のパフォーマンスをサポートします。
レーザーカットを施した通気孔やキットの主要な部分に用いられたメッシュのパネルも、90分間のピッチでのプレーの際に体表面の通気や体温調節を促し、パフォーマンス向上に役立ちます。
キットはコットンとリサイクルポリエステルからなる新しいデュアルニット素材で作られています。汗を肌から素早く吸い上げる機能、柔らかい感触に加えて、デザインにも魅力的な素材です。
ナイキはキット製作にあたり引き続き環境への配慮を継続しており、今回もリサイクルポリエステルを使用しています。優れた機能性を持ちながら、環境に与える影響をさらに低く抑えています。キットはプラスチックのペットボトルをリサイクルして作られており、ショートは100%、シャツは96%、ソックスは78%のリサイクルポリエステルで作られています。
1着平均18本のプラスティックボトルをリサイクルして作られ、過去4年間でナイキはキット生産のために20億本近くのボトルをごみにすることなく回収しています。また、リサイクルポリエステルを使用することで、生産工程全体でのエネルギー消費量も30%近く抑えています。