2014年6月10日
ナイキは、2014年に実施しているフットボールキャンペーンの「リスク上等」第3弾フィルムであるアニメーションムービー「ラストゲーム」を発表します。
5分間のムービー「ラストゲーム」では、『科学者(ザ・サイエンティスト)』と呼ぶ悪の黒幕からフットボールを救うという使命を受けた、世界屈指のフットボーラー達が主役になっています。
上品かつスムーズに物事をこなす天才の『科学者』は、何年もの間フットボールを分析してきました。彼はクリスティアーノ・ロナウド、ズラタン・イブラヒモビッチやネイマール Jr.などのプレイヤーがピッチで見せる、大胆かつリスクあるプレーを蔑視しています。
そして彼は、ズラタンのオーバーヘッドキックは76%の確率で失敗する、などの研究結果をもとに、あらゆるリスクを避け、効率、決断力、結果のみを重視するようにプログラムされたロボット「クローン」を作りました。
「『ラストゲーム』の意図は、ナイキは本当にフットボールを愛している人々と同様に、このゲームが美しく、そして大胆であるべきだと信じていることを伝えることです。自信を持ってリスクを取ることは、フットボールにおいて必要不可欠です。クリスティアーノ・ロナウドの華麗なプレー、ズラタンの身体をいっぱいに使った迫力に満ちたプレー、ネイマールの魔法のような技が見られない世界が想像できますか。」とナイキ チーフマーケティングオフィサーのダビデ・グラッソは述べます。
『科学者』がクローンを紹介する最初のシーンに続いて見られるのは、フットボールの世界をつまらなくする彼らのプレースタイルです。そして美しいフットボールが次第に跡形もなくなり、ゲーム自体が絶滅に瀕した状態に至ります。「本物」のプレイヤー達は、今ではピッチから離れて「普通の」暮らしをしている中、ブラジルの伝説的プレイヤー "怪物" ロナウドがこれ以上我慢できないと、世界中に散らばった最も優れたプレイヤーたちを一同に集結し、ブリリアント・フットボールを再興させるための旅に出ます。
彼は、意気消沈のズラタンをスタジアムそばの本屋から救い出し、"I AM ZLATAN" (ズラタンの自伝)を棚に残したまま去っていきます。ウインドーのマネキンに成り下がったクリスティアーノ・ロナウドは、もう一人のロナウドによってSPORT-U-GALショップのウインドーから引きずり出されます。イニエスタの農夫としての静かな生活も、「マジスタ」と言う間もなく終わりを告げます。ヘアドレッサーとしてのネイマールとダビド・ルイスの第二の人生も、"怪物" の手によりバッサリと切り落とされ、漁師となったウェイン・ルーニーの新しい生活も、車の後ろに乗せられた時点で終わりとなります。
クローンに絶対勝てる、という "怪物" の熱い説得に、その場に集まりながら疑いをぬぐいきれないプレイヤー達も何とか説き伏せられます。彼らの疑いをさらに晴らすため、ブラジルのレジェンドは、彼の秘密基地の階段をのぼりながら、プレイヤー達が生み出した偉大な活躍の瞬間を思い出させていきます。
そしていよいよ世界の注目がプレイヤー対クローンの勝者を選ぶ対決に 集まります。勝つのはどちらか一方です。
グラッソは、次のように述べます。 「ラストゲームの最後の90秒は、間違いなく、美しいフットボールこそがフットボールのあるべき姿であると証明するものになります。美しく、創造的で、リスクにあふれたフットボール。それこそが #riskeverything(リスク上等)で伝えたいことです。」
「ラストゲーム」は、ナイキ、ワイデン+ケネディとパッション・ピクチャーズが制作し、nike.com/joto から見ることができます。
「リスク上等」キャンペーンサイト
www.nike.com/joto
本フィルムは下記URLにてご覧いただけます。
http://youtu.be/8S9EMKRxAts