2014年6月26日
ナイキ、ケビン・デュラントの7代目シグネチャーシューズ
雷からインスピレーションを受けたデザイン「ナイキ KD7」を発表
雷は同じところに落ちることがないと言われています。ケビン・デュラントも同様で、彼の場合は、コートのどこからでもシュートを決めることができるのです。
ナイキは、現MVPであり、バスケットボール界で最もダイナミックなスタープレイヤーの要望に応えるべく、デュラントの7代目のシグネチャーシューズをデザインしました。「ナイキ KD7」は、先進的な機能的イノベーションに加え、デュラントが子供時代から今でも気象学に魅了されている点などもデザインに表現しています。
デュラントの意向
デュラントは18か月前から、ナイキのデザイナーであるレオ・チャンと一緒にナイキ KD7の制作にとり掛かっていました。最大の挑戦は、デュラントがこれまでで一番気に入っており、1試合平均32ポイントで4度目の得点王に輝きMVPに選ばれたシーズンに着用したナイキ KD6を超えるシューズを作ることでした。
デュラントは、「私とナイキはとてもいい関係を維持しているし、レオには私がシューズに望むことを詳しく伝えられたと信じています。KD7に一番望むことは、しっかりとしたサポート性と安定性に加えて、もっと速い動きができるシューズに仕上がることです。それから、もう一度ストラップも使いたいと思います。」と述べます。
「ナイキ KD7」は、KD7 July 4thカラーが6月28日(土)から、7月12日(土)のナイキ KD7 35,000ディグリーズカラー発売に先駆けてNike.comおよび世界各地の一部の販売店で発売されます。Nike.com/NIKEiDではKD7をカスタマイズすることも可能です。
ナイキ KD7
¥17,064(税込) / 25-32cm
※写真のシューズは、35,000ディグリーズカラーです。
デザインイノベーション:パフォーマンス・ハイブリッド
「ナイキ KD7」の機能に関してチャンが注力したことは、ポイントガード向けの速さと前足の柔軟性、それに加えてパワーフォワード向けの安定性と サポート性を提供することでした。
チャンの「2つのプレイスタイルの良いところ取り」を実現させるようなデザインへの挑戦は、縫い目を使わずにメッシュを用いた前足部のアッパー、ダイナミックフライワイヤーテクノロジー、前足部のエンキャップ タイプのナイキズーム<エア>を用いることで実現されています。中足部とかかとの間にストラップを用いて体重移動をスムーズにします。さらにチャンは、ハイパーポジットを使ってかかとのサポート性を高めながら、新しく開発されたナイキビジブルズーム<エア>を用いて反発性のあるクッションを 実現させました。
KDのシグネチャーラインで初めて使われるハイパーポジットテクノロジーは、現役MVPプレイヤーの進化したポストプレーやリバウンドの動きを支えます。フォームポジットの進化形である特徴的なハイパーポジットは、KDの出身であるメリーランドとも浅からぬ関係を持っています。彼の出身地でも あるDC、メリーランド(Maryland)、バージニア(Virginia)一帯は、その 頭文字をとったDMVの愛称で知られていますが、この地域では20年前の1997年にナイキ エア フォームポジットワンの誕生以来、フォームポジットが長く愛されているのです。
デザインインスピレーション:雷
KDが子供の頃に気象予報士になりたかったという夢が、2011年のKD4 ウエザーマンカラーの実現につながりました。このテーマはその後の彼のシグネチャーシューズにも、そして「ナイキ KD7」にも引き続き取り入れられています。
KD7のカラーの背景にあるのは、雷、特に雷の平均温度が華氏35,000度にも至るという事実です。また、KDの稲妻のように速くなりたいというインサイトも活かされています。
ナイキ KD7 35,000ディグリーズ(35,000度の意味)カラーは、鮮やかなマンゴのアッパー、ボルトカラーのアウトソールに加えて、一部に稲妻の電気が走るさまを思わせる深いグレーを用いています。シューズ全体、ソールやスウッシュにも、成層圏を表現するグラフィックや稲妻を表現しています。
「ナイキ KD7」には、デュラント自身を想起させる要素も盛り込まれています。彼の出身地であるメリーランド州の輪郭がアウトソールに、前足部のストラップには、彼の母ワンダ、祖母バーバラ、父ウェイン、兄弟のトニーの名前も刻まれています。
このシーズンのKD7の各カラーは引き続き気象をテーマにしています。そのストーリーはKD7のグローバルロンチ・ウエブキャストで発表されます。
ヤングアスリート
KD7はインファント、トドラー、プリスクール、グレードスクールの各サイズ展開で子供向けにも発売されます。それぞれのバージョンは年齢に合わせた足の発育を考慮して設計され、特に靴底の屈曲性が優先されています。ヤングアスリート限定のKD7カーニバルのカラーは8月に発売する予定です。詳細は6月26日(木)に発表いたします。
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