2014年9月24日
ナイキは、欧州リーグのFC バルセロナ、マンチェスターシティ、マンチェスターユナイテッド、ユヴェントス、インテルナツィオナーレ、パリサンジェルマンの2014-15シーズンの3rdキットを発表しました。
ホリデーシーズンには、ピッチもうす暗くなり、ゲームでの視認性がより重要になります。プレイヤーの視野に入る鮮やかなカラーを身に着ければ、チームメートのプレイやポジショニングを瞬時に認識することができます。以前よりも激しく、スピードも速くなっている現代のフットボールの、特にエリートレベルでは、そのようなほんの一瞬が勝負を分けることもあります。
欧州リーグの3rdキットは、前身頃と後ろ身頃に異なる2つのトーンのカラーを組み合わせ、ストライプで区切ることで視認性を高めています。ストライプは首元から肩、シャツとショートの両脇、さらにはソックスにまで伸びています。プレイヤーが動いているとき、ストライプが身体の曲線を際立たせ、スピードを視覚的に実感させる効果を生み出します。
ナイキグローバルフットボールのクリエイティブディレクター、マーティン・ロッティは、次のように述べています。
「2つの色を半分ずつ使う手法は、伝統的にフットボールデザインに良く用いられていますが、新しいひねりも加えています。夜間の試合でも芝の上、照明の下で良く映える鮮やかな色を使いたいと考えました。暗い空の下、このキットはまるで電気を使って照らしているかのように、ピッチ上でフラッシュのように輝いて見えるでしょう」
欧州リーグの新しいキットにはナイキ独自のスタイルや情熱が表現されていますが、同時にプレイヤーのために最新の機能的革新やテクノロジーを提供し、環境持続性にも配慮されています。
新しい3rdキットは、Nike.com9月25日(木)、ナイキ原宿と一部店舗で9月26日(金)より販売を開始します。
左からFC バルセロナ、マンチェスターシティ
ナイキはキット製作にあたり引き続き環境への配慮を継続しており、今回もリサイクルポリエステルを使用しています。優れた機能性を持ちながら、環境に与える影響をさらに低く抑えています。キットはプラスチックのペットボトルをリサイクルして作られており、ショートは100%、シャツは96%、ソックスは78%のリサイクルポリエステルで作られています。
1着平均18本のプラスティックボトルをリサイクルして作られ、過去4年間でナイキはキット生産のために20億本近くのボトルをごみにすることなく回収しています。また、リサイクルポリエステルを使用することで、生産工程全体でのエネルギー消費量も30%近く抑えています。
今シーズン、FC バルセロナはクラブ本来の技量と熱気を表現する、大胆で新しい3rdキットを着用します。
キットには、2005年に初めてバルセロナのアウェイキットにも採用されたボルトイエローを、2つのトーンにして用いています。シャツ、ショート、ソックスはすべて前身頃に特徴的なボルトカラーを、後ろには同じボルトイエローを濃い目のトーンにして用いています。
2 つのトーンはバルセロナが誇りとするホームカラーのブルーのストライプで区切られており、ストライプは首元から肩、シャツとショートの両脇、さらにはソックスにまで伸びています。
また、シャツは洗練されたポロ襟、3つボタンに濃いボルトのまち付きでクラシックに仕上がっています。
シャツの右そでには、カタロニアの旗でありバルセロナが誇りに感じるシンボルでもある、小さなセニエラをあしらっています。
後ろ身頃の首の内側には、ブルーのペナントタブにバルセロナを鼓舞させるモットーである“Mes que un club(クラブ以上の存在)”の文字と創立年の1899が記され、さらに首の裏側には印象的なホームキットと同じブルーで“Barca”の文字が刻まれています。
バークレイズプレミアリーグチャンピオンのマンチェスターシティは2014-15シーズン、2つのトーンのパープルを用いた新しく大胆な3rdキットをカップ戦で着用します。
新しいキットは90年代初めと、最近では2007-08シーズンに着用したパープルのキットからインスピレーションを得たもので、さらにシティファンにとって懐かしい過去のキットに用いられたライムグリーンもあしらわれています。
シャツ、ショート、ソックスはすべて前身頃が明るいパープルで、後ろ身頃にダークパープルが用いられています。キットの両脇の2つのカラーの間にはライムグリーンのストライプが走ります。
また、シャツは洗練されたポロ襟とディープパープルの3つボタンのまち付きでクラシックに仕上がっています。
首の内側には、パープルの大理石模様のペナントタブに「We are City」のメッセージが記されています。
シャツの背中の名前や番号は、新しく特別に作られたライムグリーンの斜字体に、スピードと躍動感を強調するためにパープルで影をつけた文字で刻まれています。
マンチェスターユナイテッドはスタイリッシュ且つ革新的な3rdキットで2014-15シーズンに臨みます。
今回の2つのトーンのブルーを使用したキットは、1980年代に着用していたユナイテッドのキット、また1968年に初めてイギリスのチームがヨーロッパカップを優勝した際のキットからインスピレーションを得てデザインされています。
シャツ、ショート、ソックス共に前面は鮮やかなブルーを使用しており、背面はそれよりダークなブルーを使用しています。その二色のブルーの間に配しているレッドのストライプは誰もが知るユナイテッドを代表するホームカラーのレッドを使った両脇のストライプです。このストライプは襟から両肩、そしてシャツの裾までと両脇に続いており、そのままショート、ソックスまで起用されています。
ハーフアンドハーフのデザインはフットボールの伝統的なデザインではありますが、今回の様に前面と背面でカラーを分けた使い方は初めての試みです。
シャツの洗礼されたポロネック襟と3つボタンにはダークなブルーを使用しており、クラシックなデザインに仕上がっています。
首の内側には同クラブの理念を代表する"Youth, Courage, Greatness(若さ、勇敢、偉大さ)"のメッセージを記した小さなラベルが付いています。
イタリア王者のユヴェントスは今シーズン、プレイヤーのピッチでの存在感を今以上に高める、色にあふれた鮮やかな新しい3rdキットでプレーします。
ユヴェントスは今回初めて全身がグリーンのキットを着用します。グリーンカラーは2つの色調を用いることでインパクトを最大限に高めており、シャツ、ショート、ソックスはすべて前身頃に明るめのカラーを用いる一方、後身頃全体は濃いグリーンで覆い包むようになっています。
ユヴェントスの有名なホームカラーであるブラックのストライプが2つのトーンをキットのサイドで区切ります。
また、シャツは洗練されたポロ襟、3つボタンに濃いグリーンのまち付きでクラシックに仕上がっています。
首の内側には、ユヴェントスの有名なホームシャツを彷彿とさせるホワイトとブラックのストライプのペナントタブに、“Fino alla fine(最後まで)”のメッセージが刻まれています。
今シーズン、インテルナツィオナーレは伝統的なクラブのカラーを大胆かつモダンに仕上げた新しい3rdキットを着用します。
新しい3rd キットにはインテルらしいブルーに新しい工夫とが加えられ、2つの色調になって用いています。シャツ、ショート、ソックスはすべてブルーで、前身頃に明るめのカラーが、後ろ身頃全体には濃いカラーが用いられています。
2つのトーンは、インテルの特徴的なホームカラーを用いたブラックのストライプで仕切られ、このストライプは首元から両肩、シャツとショートの両脇、さらにはソックスにまで伸びています。
また、シャツは洗練されたポロ襟、3つボタンに濃いブルーのまち付きでクラシックに仕上がっています。
首の内側には、ブラックのペナントタブに、“Milano E' Solo Inter(ミラノにはインテルがある)”の誇らしいメッセージが刻まれています。
フランスチャンピオンのパリサンジェルマンは2014-15シーズン、全身がレッドのツートンカラーの3rdキットを着用します。同チームのキットは、ホームキットのブルーは高貴、アウェイキットのホワイトは敬意、そして今回のレッドキットで情熱と現代的な精神と、それぞれのカラーでクラブの理念を表現しています。
新しい3rdキットは、最大のインパクトを出すような2つのトーンのレッドを全身に用いています。シャツ、ショートとソックスはすべて前身頃に明るいトーンのレッドを、後ろには濃い目のレッドを用いています。
2つのトーンはパリサンジェルマンのもう一つのホームカラーであるブルーのストライプで区切られており、このストライプは首元から肩、シャツとショートの両脇、さらにはソックスにまで伸びています。
また、シャツは洗練されたポロ襟、3つボタンに濃いレッドのまち付きでクラシックに仕上がっています。
首の内側にはホワイトにブルーのボーダーの入ったペナントタブが配され、“Ici c'est Paris(これぞパリ)”のメッセージが刻まれています。
シャツの背中の名前や番号は、新しく特別に作られたブルーの斜字体に、スピードと躍動感を強調するためにレッドで影をつけた文字で刻まれています。