2015年3月25日
好評を得ているナイキ フリー も11年目を迎え、ナイキは進化した3つのランニングモデル、ナイキ フリー 3.0 フライニット、ナイキ フリー 4.0 フライニットとナイキ フリー 5.0を発表します。新しいモデルは、ランナーの足と体の自然な動きをさらに活かせるように作られています。これは何かを加えることなく、ランナーが自然なランニング体験ができるようなデザイン性を高めることで実現しています。
コレクションの特徴は、シューズそのものの柔軟性と一体化して機能するために新しく設計されたアッパーを特徴としており、次のような3つの異なるレベルの自然な履き心地の選択肢を提供しています。:
2001年に生まれたナイキ フリーは、ある有名なコーチの洞察がきっかけとなり、デザイナーが裸足のトレーニングの感覚を再現すると同時に必要な部分の保護とサポートを提供するフットウェアの製作を始めたことからコンセプトが誕生しました。2015年、ナイキ フリーのデザイナー達はもう一度、素材の重なりや縫い目を省略するという原則に焦点を置くことにしました。
その結果出来上がったものが重視したことは、シューズではなく足の力です。
ナイキ フリーは4月2日(木)からNIKE.COMと店舗で発売し、3月28日(土)には、NIKE.COMにて先行で限定カラーを発売開始いたします。
ナイキ フリー 4.0 フライニットとナイキ フリー 5.0はNIKEiDでオーダー可能です。
新しいナイキ フリー ランニングコレクションについて、どうしてより少ないことがより豊かであると言えるのか、以下に理由を説明しました。
ナイキ フリーのソールは、研究結果を元に体を動きの主体とするため、足を地面に近づけて自然が意図した動きを実現させるように作られています。データによると、走っているときの足は完璧に直線的な動きをしているわけではありません。体自体はまっすぐ前に動いているのですが、足は地面を蹴っている間、少し回転するような動きを見せるのです。ナイキフリー ランニングシューズの3つのスタイルのアウトソールに共通して取り入れられている、六角形を成すような屈曲溝が足の十分な可動域を確保して地面になじませ、ファイライトのフォームが軽量なクッション性を提供します。
新しい特徴というと、しばしば素材、縫い目や「かさ」を増やすものになりがちですが、それによって使用する素材量が増えるために屈曲性や自然なフィット感が損なわれるという問題も発生します。ナイキ フリー 3.0 フライニットとナイキ フリー 4.0 フライニットには、ランナーの足の形に馴染むと同時にサポート性を提供する、ほぼ継ぎ目のないワンピースのナイキフライニットのアッパーを用いています。ナイキフライニットテクノロジーを用いることで、ランナーが必要な部分に正確に伸縮性、サポート性や通気性を提供することが可能になりました。
ナイキ フリー 5.0も素材の重なりをさらに落とし、縫い目のない快適さと柔軟で軽いライド感を実現する、新しいフルブーティー構造になっています。アッパーに用いたエンジニアードメッシュ素材と、縫い目を用いずに素材を重ねる技術により、シューズ全体の軽さと通気性を高めています。これらの3つのシューズ全てに、軽さと同時に中足部とアーチにしっかりとしたサポートを提供するナイキフライワイヤーテクノロジーが用いられています。
ナイキフライニットテクノロジーは、より少ないことがより豊かにもなり得るという典型的な例です。そのアッパーがナイキ フリーの自然な動きを実現するアウトソールと補完し合います。伸縮する羽根のような軽さの耐久性も備えた糸からできたアッパーが足をその形のままに包み込み、柔軟にサポートします。過去のモデルよりもほんの少し編み目を緩くすることで、ナイキ フリー 3.0 フライニットとナイキ フリー 4.0 フライニットのアッパーは、通気性も高められています。
ナイキ フリー 5.0についても、ナイキフライワイヤーテクノロジー、縫い目を用いずに素材を重ねる技術や、軽いメッシュが用いられたアッパーによってシューズ全体が軽くなったことにランナーは気づくことでしょう。
シューズの後ろの部分にしっかりとした構造を成すプラスティック製のヒールカウンター素材を用いたランニングシューズもありますが、ナイキ フリー 3.0 フライニットはかかとのサポートにもフライニットテクノロジーを用いています。ナイキ フリー 4.0 フライニットはかかとに伸縮しない糸を用いて、必要とする人に安定性やサポートを提供します。しっかりとしたヒールカウンターを取り除くことによりランナーの足運びがさらに自然になると同時にシューズの重さも抑えられています。
ナイキ フライニット テクノロジーは単にシューズの重さをなくすだけではありません。この先進的な生産技術はゴミの削減にも繋がっています。2012年のフライニットレーサーとともに初めて登場したナイキフライニットテクノロジーの革新的な生産プロセスにより、これまでに200万ポンド(訳900トン)余りの廃棄物発生を抑えています。これは世界最大の旅客機およそ3機分にも相当する重量です。シューズのアッパーは通常、複数の素材を裁断、縫製して作られていましたが、ナイキフライニット テクノロジーは糸を編み上げることによってほぼ縫い目のないアッパーを作り、これによって軽量かつ足なじみの良い、さらに機能性にも大変優れると同時に環境に与える影響を最低限に抑えたシューズ作りを可能にします。
ナイキのデザイナー達は、ナイキ フリーを様々な機能を寄せ集めて作ったシューズとは考えておらず、一つ一つの性質が連動することによって足の自然な動きを実現する「エコシステム」がナイキ フリーであると捉えています。サマーシーズンのナイキ フリーに用いられたフォーム、素材や技術は一体となって360度の自然な動きを実現します。
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