2015年8月12日
ナイキ フットボールは、ナイキ フライニットやダイナミック フィットカラーといった革新的なテクノロジーをスパイクにもたらしました。しかし、ナイキのデザインチームのメンバーは子供の頃、レザースパイクを着用していたので、レザーという素材、そしてその柔らかい感触を今でも高く評価しています。チーム全員で2014年からナイキを象徴するフットボールシルエットにレザーを組み込む可能性を模索し始めました。チームはその考えからすぐにテスト段階へと進み、最終的にハイブリッド レザー スパイクのプレミアムなコレクション、ナイキ テック クラフトが生まれました。
ナイキ テック クラフトは、ナイキの4種類のフットボールスタイル、ハイパーヴェノム、マジスタ、マーキュリアル、ティエンポのボールタッチが多い部分(前足部の内側と外側)に薄いレザー素材を戦略的に配置しています。各スパイクともオリジナルのデザインと機能性はそのままに、レザーの柔らかな感触とクラシックな魅力を兼ね備えています。
「ナイキ テック クラフトは、私たちの「妥協は一切しない」という理念を体現しています。プレイヤーはフライニットにするか、レザーにするか、素材を選ぶ必要はありません。1足のプレミアムなスパイクで両方の素材の利点を得ることができます。」とナイキ フットボール シニア デザインディレクター、ネイサン・ヴァンフックは述べています。
アッパーにレザーを採用することで、優れたボールタッチが実現されます。
アッパーにレザーを融合させる際、その柔らかさが損なわれないよう細心の注意を払いました。フットウェアチームは何種類かのオイルをバランス良く配合し、使用することで、湿気などの水分の影響を抑え、レザーが硬くならないよう心掛けました。ナイキ オール コンディションズ コントロールテクノロジーを採用し、あらゆるコンディションにおいて、高いボールコントロールが得られるようにしました。
「4つのスパイクのアッパーが大きく異なるので、とても難しいプロジェクトでした。ナイキ フライニットやロフトメッシュにレザーを融合させるためには、たくさんのテストサンプルを作り、様々な適用方法を試してみる必要がありました。」とヴァンフックは話します。ヴァンフックは、ナイキ テック クラフト開発の鍵として、伝統的な物作りと現代的な技法を効果的に組み合わせたデザインチームの功績を称えます。「私たちはスケッチブックとサンドブラスターだけでなく、レーザーやコンピュータープログラムを使ってスパイクを作りあげていきました。テック クラフトを現実のものにするには、すべてのノウハウを使う必要がありました。」
ナイキ テック クラフト スパイクは、ナイキ フットボール アプリで8月11日(火)に、Nike.comで8月13日(木)に販売を開始します。エディンソン・カバーニ、アレクシス・サンチェス、ブレーズ・マテュイディがピッチでナイキ テック クラフト スパイクを着用する予定です。
ナイキ テック クラフト スパイク
※上記モデルはFGで、日本未展開モデルになります。
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