2015年9月15日
NikeLab ルナ フォース 1 x Acronym ¥25,920(税込)
ナイキとアクロニウム®はともに、実用性に主眼をおいたデザインを追求しています。ナイキでは、1973 年に2つのフォームを用いた機能が目に見えるクッショニングシステムのナイキ コルテッツの発表以来、知覚できるイノベーションを提供して来ました。以来40年以上、ナイキフライニット、ルナロン、ナイキ フリーなどにもその伝統は受け継がれています。一方、2002年に誕生したアクロニウム®は、プロダクト一つ一つの機能的要素によってガーメント全体の美を生み出してきました。
ナイキとのコラボレーションを定期的に展開している、アクロニウム®のエロルソン・ヒューは、問題解決という自分の特技を NikeLab ルナ フォース 1 x Acronymの制作にも生かしています。着脱のプロセスをより楽にするという点に特にフォーカスし、クラシックな形を新しくしたデザインには、常に実用性を求めるヒューの熱意が映し出されています。
「このプロジェクトの始まりは、ナイキからエア フォース1を手掛けないか、と話をもらったのですが、最初に思ったことは、『どうして私たちがそれをやるべきなのか?ナイキがまだ知り得ないどの様なことを、私たちは提案できるのだろうか?』と自分たちに問いたことです。」とヒューは述べます。
「最終的には、アパレルと同じようなアプローチを取ることにしました。それは、問題点を見つめたり、機能性の観点から見て、何か私たちに改善できる方法があるかを考えるというものです。」
このプロジェクトでは、ヒューとアクロニウム®のチームは、シューズの着脱というすべてのアスリートが直面することに目を向けました。そしてその答えは、アクロニウム®の特徴でもある、実際に手を動かして開発を進めるシステムから生まれました。チームはムードボードを使わず、実際の素材を手にしながら、目標達成まで様々な要素を足し引きしながら作業を進めます。そのような中から、シューズのアッパーにジッパーをつけるというソリューションが出てきたのです。
「最初に一度シューレースを自分の好きなきつさに締めておけば、それ以降シューレースを触らなくても、ジッパーを開閉すれば良いのです。」とヒューは説明します。
幅の広いシュータンもシューズを着脱しやすくする機能の一つです。
「実物のシューズ、マスキングテープ、マーカー、ハサミと糊で試作品を作りました。」とヒュー。「実物大のものを作ることで、それが本当に使えるものになるかをしっかりと確認できます。足を入れる十分なスペースがあるものになっており、単にデザイン要素を付け足しただけではありません。」
NikeLab ルナ フォース 1 x Acronym はNIKE.COM/NikeLabにて9月17日より、一部のNikeLab販売店で9月19日から発売予定です。
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