2015年12月16日
「ナイキと時間を過ごしている間は、常にシューズのディテールにこだわっていました。コービー 11については、バスケットボールをプレーするための完璧なフライニットを作ることを目指しました。」とオールスターに17回選出されているコービー・ブライアントは述べます。
ナイキ コービー 11
¥22,680(税込)/25-32㎝
最初に目に入るのは、馴染みのあるローカットとシンプルなシルエット。前に見たことがあると錯覚してしまうかもしれません。しかし違うのです。よく見ると、パールのように光る繊維が見えますか?これはサーモプラスティックポリウレタン(熱可塑性TPU)の糸です。これだけでも進化が伺えます。ほんの僅かにしか見えない進化とはいえ、これでナイキ フライニットは強度が増しているのです。
コート上で完璧なプレーを信条とするコービー ブライアントのシューズデザインの歴史から、常にイノベーションを取り入れて表現してきたように、コービー 11においても、この新しいテクノロジーを搭載しています。
伝説的アスリートとナイキ デザイナーのエリック・エイヴァーとの協力で、2004年のナイキ ハラチ 2K4から始まったブライアントのシグネチャーラインは、フライワイヤー、ナイキ フリーからインスピレーションを得たナチュラルモーション技術、履いた時のフィット感を進化させたフライニットなど、様々な画期的技術をバスケットボールの世界にもたらし続けてきました。さらには、「少ないことはより優れたことである。」という理念も常に実践してきました。
このような価値を融合させることにより、パフォーマンス向けバスケットボールフットウエアは予想を裏切る変貌を遂げてきましたが、ブライアントにとって最後のコート用シューズとなるコービー 11もその一つとなります。
コービー 11も高機能、軽量、反発性と洗練されたデザイン、というブライアントのシグネチャーシューズの本質を受けつぐ先進的なローカットシューズとなっています。「コービー 11のデザインは、一つ一つの要素の合計から、全体がより大きな価値を生み出す、という言葉が形になったようなものです。」とエイヴァーは述べます。
コービー 11は、強度を高めるためにサーモプラスティック ポリウレタン(熱可塑性TPU)の糸を用いてさらに進化させたフライニット テクノロジーを採用しています。TPUでアッパーの強度が必要な部分をピンポイントで補強することにより、強度を妥協することなくシューズの軽量化に成功しています。
エイヴァーとブライアントが長い間こだわり続けた、コートの感覚や優れたグリップを実現するために生み出した、画期的なアウトソールの構造とパターンを特徴とするアウトソール外側のシェルに、フライニットアッパーを直接繋げています。
コービー 11は、かかとには反発性に優れたナイキ ズーム エア、前足部には快適なナイキ ルナロンを用いたドロップイン(挿入)タイプのミッドソールを特徴としています。さらにこの軽量なミッドソールには足の自由で柔軟な動きを可能にするためのグルーヴが切り込まれています。
11のスタイルの開発を通じて、ブライアントとエイヴァーはシグネチャーラインでしっかりと個性を表現することにも力を入れてきました。コービー 11の最初のカラーとなる「アキレスのかかと」も同様です。ディープレッドとブラックのシューズは、ギリシャ神アキレスとブライアント自身のキャリアを表現しています。
かかと以外は不死身と言われたアキレスは、トロイ戦争でその唯一の弱点に受けた矢が原因で命を失うことになりました。それが「アキレスのかかと(アキレス腱)」の名前の由来です。コービー 11「アキレスのかかと」の特徴は、右のかかとに描かれた勇者を象徴するグラフィックと、ブライアントが2013年にアキレス腱の手術を受け、4針縫ったことを表現する左のかかとの4つの縫い目です。
Periscopeの@nikebasketballでは、(太平洋標準時間)12月14日 月曜日 午後2時頃からブライアントがコービー 11をその裏話と一緒に紹介します。
ナイキ コービー 11「アキレスのかかと」と、コーディネート可能なアパレルは、世界各地のnike.comと一部販売店で1月9日から発売となります。
画像データはこちらのリンク左上にある「DOWNLOADS」よりダウンロードをお願い致します。