2016年4月18日
コービー・ブライアントのバスケットボール人生は、4月13日に60ポイントの得点を挙げて勝利したゲームとともに終焉を迎えましたが、4月14日、ナイキバスケットボールはブライアントへ敬意を表し、また同時にイノベーションの歴史を続けるべく、コービー 11 ミューズ パックを発表しました。
ナイキインクの社長兼CEOマーク・パーカー、エリック・エイヴァー、ティンカー・ハットフィールドなど、デザインの先駆者たちから得たインスピレーションをもとに作られたコービー 11 ミューズ パックは、これらのデザイナーの意欲と創造力を生かしたものであると同時に、コラボレーター及びイノベーターとしてのブライアントへの敬意を示すものにもなっています。ブライアントと3人のデザイナーとのつながりは、2003年にコービーがナイキアスリートとして初めて履いた初めてのシューズ、ナイキハラチ2K4に遡ります。
それぞれがこのシューズの開発に重要な役割を果たしており、後にイノベーションを生み出し、挑発的なバスケットボール プロダクトをフットウェア マーケットに展開して行った、コービーのシグネチャーライン開発のきっかけにもなりました。
3つのシューズからなるパックの第1弾は、コービー 11 エイヴァー・ミューズです。このデザインはブライアントとエイヴァーが揃って自然に興味を持っていることにちなみ、特にヨセミテ国立公園でクライミング上級者に人気の一枚岩、エル・キャピタンに注目して作られています。
「複雑にしてシンプルな自然は常に優雅です。」とエイヴァー。このシューズには工夫を凝らしたディテールが盛り込まれています。例えば、右かかとのレザーの小片には、エイヴァーとブライアントが共感する「相克に美あり (I see beauty in the struggle)」の言葉が記されています。エル・キャピタンに登り、地上240mの高さからヨセミテの絶景を見下ろすクライマーのように、ブライアントもエイヴァーも人生の大きな試練を乗り越え、己との戦いにも負けずに進んできました。
シューズに使ったブルーは、カリフォルニアの岩の頂上から見える空や海の色で、濃い灰褐色の裏地やアウトソールはその下にある花崗岩の表情を模しています。鮮やかな中敷きのグラフィックもヨセミテの鮮やかなカラーリングを表現するものです。このシューズをまとめ上げるブーツに使われるような紐は、「国立公園」の言葉から連想されるアウトドアやハイキングに因んでいます。
コービー 11 エイヴァー ミューズは、4月14日からNIKE.COMと一部販売店で数量限定で発売となります。ミューズパックの他の2つのシューズの詳細については、News.Nike.comから随時お知らせいたします。
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