2017年5月7日

Breaking2 マラソンキットの内容

速いランナーをさらに早くするため、ナイキは既存概念から離れ、従来のマラソンキットをもう一度見直すことにしました。デザイナー達はゼルセナイ・タデッセ、レリサ・デシサとエリウド・キプチョゲがもっと良く走れるための可能性として示唆した、重さ、フィット、快適さ、疲労軽減とグリップ性の5つの点にフォーカスしました。
デザイナー達はアスリートの体をスキャンしたデータと個人的な好みを組み合わせ、一人一人のランナーに完璧に合わせた特注のキットを作りました。それぞれのランナーがスタートラインに向かう装備と、それらを着用する理由を以下に紹介します。

ゼルセナイ・タデッセ

「競争相手、そして私自身に負けないためにレースをします」

出身: エリトリア・アディバナ
誕生日: 1982年2月8日
身長: 161.5cm
体重: 53.9kg
競技開始年齢: 20歳
マラソン自己記録: 2:10:41（2012 ロンドン）
これまでのレースでの最大の成果: ハーフマラソンの現世界新記録保持者（58:23）
トレーニング地: スペイン マドリード及びエリトリア アスマラ コーチ:ジェロニモ・ブラヴォ

シングレット: 通気性が最も必要な部分の素材の目を荒くして、構造的に通気性を高めた、シームレス・トランスファーニットを使用

レリサ・デシサ

「ランニングは私にとって単なる職業ではなく、人生そのものです。」

出身: エチオピア、オロミア
誕生日: 1990年1月14日
身長: 173.7cm
体重: 54.8kg
競技開始年齢: 15歳
マラソン自己記録: 2:04:45（2013 ドバイマラソン）
これまでのレースでの最大の成果: デビューマラソンでの優勝と現在の自己新の樹立
トレーニング地: エチオピア アディスアベバ コーチ:ハジ・アディロ

ハーフタイツ: 足の筋肉及び腰の一定部位の着圧を変えてあります。アスリート一人一人に合わせて、長さ、着圧レベルとクロッチのサポートを調整。風の抵抗を抑えるために、表面に立体感をつけるナイキエアロブレード加工で仕上げています。

エリウド・キプチョゲ

「私はとても自信を持っています。私こそがこれを成し遂げる一人になりたい。」

出身: ケニア カプシシイワ
誕生日: 1984年11月5日
身長: 170.6cm
体重: 57.1kg
競技開始年齢: 16歳
マラソン自己記録: 2:03:05（2016 ロンドン）
これまでのレースでの最大の成果: リオマラソン金メダル
トレーニング地: ケニア カプタガト コーチ:パトリック・サング

アームスリーブ: 腕の折り曲げに対応するフィットで、適切な締め付けが冷涼な環境下で暖かさを提供。特殊な糸を使用してスリーブの両端のグリップ性を高めています。

ナイキ ズーム ヴェイパーフライ エリート

一人一人のアスリートに合わせて仕上げたシューズには、反発性のあるクッションを提供するナイキ ズーム X フォームと、硬さを加え、推進力を感じさせるフルレングスのカーボンファイバープレートを採用。かかとは空力学的な形状で風の抵抗を抑えます。フライニットアッパーがシューズを重くすることなく、しっかりと足を包み込みます。

画像データはこちらのリンク左上にある「DOWNLOADS」よりダウンロードをお願い致します。

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