2017年6月22日
ナイキ エア ズーム マライア フライニット レーサー ¥15,120(税込)
1981年、ナイキはランニングフットウェアのラインナップを広げるために、新しいレーシングシューズを制作しました。このシューズは、本格的なロードレーサーの中でも、特に中足から前足で着地するタイプのランナー向けにデザインされたものでした。当時究極のクッショニングテクノロジーとされたエアを搭載した1979年発売のナイキ エア テイルウインドに次いで、エア搭載の2足目のシューズとなりました。試作段階ではカーブド エア レーサーと呼ばれたこのレーシングシューズは、足全体に圧力が分散されるよう、特別に調整したフルレングスのエア ソールユニットを使っていました。
このシューズはその後、発売前に名前をエア マライアと変え、1988年に発売されました。ここからナイキのランニングクッショニングのデザインが全く新しいレベルへと進化し、1991年に発売されたナイキ エア イカロスとナイキ エア マックス 180にもつながっていきました。マライアの白、青とインフラレッドの色合いは、その時代を象徴し、同時にランニングファッションの復活にも大きな役割を果たしました。
それから30年近く経った今、オリジナルプロダクトから進化したナイキ エア ズーム マライア フライニット レーサーが登場します。以前と同じように、スピードを重視しながら、履きやすさと快適さの向上に更に力を入れています。足の動きに対応するフライニットのブーティアッパーが履きやすさを高め、ブリオケーブルがしっかりと足にシューズをフィットさせ、反発性のあるエア ズームクッショニングが日々のランニングが足に与える衝撃を和らげるなど、オリジナルの要素を生かしつつ、現代のテクノロジーでそれらをより高いレベルに仕上げています。同時に、オリジナルデザインを生かすことで、このシューズの始まりに敬意を表しています。
ナイキ エア ズーム マライア フライニット レーサーは7月6日からNIKE.COM及び、一部のNIKE販売店にて販売予定です。