2011年9月15日
NIKE MAGシューズは、映画「Back to the Future(バック・トゥー・ザ・フューチャー)2」で、2015年にマイケル・J・フォックス扮するマーティ・マックフライが履いていたシューズとして観客の注目を集めました。その後、ナイキが数年をかけて開発していたところ、マイケル・J・フォックス財団が2012年末までに上限5000万ドルを募ることができれば、グーグルの創業者でありパーキンソン病の遺伝子を持っていることを表明しているセルゲイ・ブリン氏とその妻アン・ウォージットスキーさんも同額を提供することを知り、この財団へ寄付金を募るために、2011NIKE MAGシューズを発売できると考えました。
ナイキは、米国ですでに1500足の2011 NIKE MAGシューズをパーキンソン病研究のため、マイケル・J・フォックス財団に寄付しており、これらのシューズは期間限定で米国からのみ購入可能でしたが、そのうちの貴重な一足をこの度、日本でもオークション販売できる運びとなりました。
マイケル・J・フォックスは、「パーキンソン病関係者、スニーカーマニアと『バック・トゥー・ザ・フューチャー』のファンという、それぞれに情熱を持つ3つのグループの人々をつなげるこのプロジェクトに興奮を覚えます。この支援により、パーキンソン病治療法の解明という目的にさらに近づくことができるでしょう」と述べています。
ナイキ初の充電可能なフットウエア2011NIKE MAGは、「バック・トゥー・ザ・フューチャー2」に登場するNIKE MAGの精巧なレプリカで、自動でシューレースが締まるパワーレースではありませんが、アッパーの描く曲線、光るLEDパネルとストラップのNIKEの電光表示まで全く同じ外観で、ハイトップの「耳」部分をつまむことで発光し、1回の充電で5時間光り続けます。また、2011 NIKE MAGには、足首とつま先をより快適にするためにフォームのサポートが追加されています。
ナイキCEOのマーク・パーカーは、「『これまで作られることのなかった最高のシューズ』、そして、「バック・トゥー・ザ・フューチャー」に寄せられる人々の熱意を前向きな行動きに変えたいと思っていました。そして、長期的には財団がパーキンソン病の撲滅という目的を果たせるよう、ナイキの創造力を生かしてこれまでにないほど認知を高めていくことを目指しています」と述べています。パーカーは、フォックス氏が1988年に「バック・トゥー・ザ・フューチャー2」の撮影でオリジナルのNIKE MAGシューズを着用した場所に居合わせていました。
「バック・トゥー・ザ・フューチャー」のクリエイティブチームが当プロジェクトのために制作したムービー、「バック・フォー・ザ・フューチャー」や、マイケル・J・フォックス本人によるプロジェクトに関するコメントなどを下記よりご覧いただけます。
http://www.youtube.com/user/NikeB4TF
1)申し込み方法
オークション参加ご希望の方は、以下をよくお読みの上、下記のメールアドレスへお申し込みください。お申し込み期間は、9月15日(木)~18日(日)です。抽選で25組(合計50名様)にご招待状をお送りします。なお、オークションの入札は200,000円を開始価格に設定させていただきます。
応募メールアドレス:
お名前、ご連絡先(メールアドレスおよびお電話番号)、お住まいの都道府県をご記入の上、back4thefuture@nike.jpまでご送信ください。
2)オークション実施概要
*オークション時同店へのご入場は、ナイキジャパンからの招待状および身分証明が可能な書類(運転免許証など)をお持ちの方に限らせていただきます。
また、当選された方がお連れになる方のお名前は、事前にご登録いただき、当日身分証明が可能な書類をお持ちください。
*なお、当日はメディアの取材が入る可能性があります。取材・撮影があった場合は、ご参加者の肖像を使用させていただきますので、お申し込みにあたり、ご理解ください。
*当日ご参加の方は、ご自身のご参加費用はご自分でご負担いただきます。ご了承ください。
*お申し込みに際して、お送りいただいた個人情報は、本オークションおよびそのイベントに関する連絡のためにのみ使用させていただきます。(株)ナイキジャパン個人情報保護方針をご参照ください。
http://help-all.nike.com/app/answers/detail/article/privacy-policy/lang_local/ja_jp//a_id/16413
世界最大の民間資金に基づくパーキンソン病研究のマイケル・J・フォックス財団は、パーキンソン病撲滅の推進と、現在この病気と闘う患者のための治療の改善を目的としており、活発な資金投資と的を絞った研究プログラムに加え、科学者、パーキンソン病患者、ビジネスリーダー、治験参加者、ドナーやボランティアとの世界的な交流の積極的な推進を行っています。同財団は、これまで2億5千万ドル以上の資金を提供してきたことに加え、治療法の解明にも大きな影響を与えています。当財団は、世界的なパーキンソン病研究のハブに位置しており、業界リーダー、学術関係者、政府の研究助成金提供側との画期的な協力関係を生み出したり、個人に合わせて作られたオンラインツール、フォックス・トライアル・ファインダーによりパーキンソン病の治験参加者を増やしています。また、有名人を起用したアドボカシー(擁護・提唱)、イベントや活動などでパーキンソン病の認知を高めたり、世界中、数万人いるチーム・フォックスメンバーによるグラスルーツ活動の調整なども行っています。2012年12月31日まで行われるセルゲイ・ブリンとアン・ウォージットスキー夫妻による「50ミリオン・ブリン・ウォージットスキー・チャレンジ」では、マイケルJフォックス財団に贈られる新規、継続または追加の募金1ドルごとに、同額が追加で寄付されることになっています。