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安田美沙子「TRAINING FOR SHONAN」レポート vol.1

フルマラソン出場3回。ベストタイム4時間9分46秒。
2010年1月23日のレースでは「4時間切り」達成を狙う安田美沙子さんが、
いよいよ本格始動。9月下旬に行われたナイキランニングアドバイザーMIDORIさん
との練習会の様子をレポートします。

すべては正しいフォームから
「今日は最初なので、フォームをチェックして様子を見ながら走りましょう」
MIDORIさんのアドバイスとともに、和やかな雰囲気で練習がスタート。
2008年のマラソンデビューのときから安田さんをサポートしているMIDORIさんが、
スローペースで走りながら安田さんのフォームをチェックしていきます。
「もう少しおなかにチカラを入れて!」
腹筋をしっかり使って走れているかなどいろいろなポイントをしっかりチェックし、
フォームを固めます。
ランニングは、同じ動きを何度も繰り返すスポーツ。
正しいフォームで走ることが大きな差を生むので、
走り込みシーズンに入る前のフォーム固めは欠かせません。



正しいフォームをシューズがサポート
この日のトレーニングでは「ダイナミック・サポート・システム」搭載のシューズを着用。
「考えるソール」とも呼ばれるこのテクノロジーがもたらすメリットを、
MIDORIさんが解説してくれました。
「安田さんの着地は、左右のブレが少ないニュートラルな着地。
脚にかかる負担が少なくて、理想的なバランスです。
でも、疲れてくると脚が内側に倒れ込むオーバープロネーションになって
脚の一部分に負担が集中して、フォームがくずれてしまうんですね。
これは安田さんだけじゃなく、多くのランナーに起こることなんです。
『考えるソール』は、着地バランスの変化を感知して必要に応じてサポートを調整
してくれるシステム。正しいフォームをキープしやすくなるので、おすすめです」



時間や距離にカラダを慣れさせる
「いまはとにかく時間や距離に慣れること。
ペースを気にせず、カラダをランニングにどっぷりと浸らせましょう」
MIDORIさんがこの日用意したメニューは、公園内のコースを5周、約10.7km。
タイムは計らずに、とにかくゆったりとしたペースでのランでした。
いまは、疲れているときはゆっくり走ったり、調子がいいときは長めに走ったり、
その日無理なくできる範囲でトレーニングする時期だそうです。



トレーニングもレースの一部
練習の後、「4時間切り」に向けてスタートを切った安田さんに、
レースにかける思いを聞きました。
「まず、今回は湘南を走るのが初めてなので、楽しく走りたいですね。
4時間に関しては、ちゃんとトレーニングをしていけば切れるんじゃないかと。
この『4時間』っていう目標があることで、トレーニングもかなり前向きに
がんばれています。だから、結果は出る気がするんです。
目標があるっていうのは、スゴいチカラになると思いますよ。

1月23日までのトレーニングも、レースの一部です。
皆さん、レースまでの4ヶ月間、楽しみながらがんばりましょう!」



レースまであと4ヶ月。
日本中で、たくさんのランナーが湘南マラソンに向けて走り出しています。
「TRAINING FOR SHONAN」サイトの4ヶ月トレーニングプログラムや、
正しいフォームのためのコンテンツをチェックして、
レースデイに向けてどんどんレベルアップを!

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