ナイキが最新のインパクトレポートを発表

2020. 02. 20

ナイキは20年近くにわたり、ナイキの環境や社会へのインパクト（影響）に関する報告を行ってきました。これは、企業としての長期的な健全性のみならず、消費者、社員およびサプライチェーンに関わる人々や、ひいては地球にとっても重要な透明性の確保の意思に基づいています。

様々な内容をまとめ上げたインパクトレポートは、ナイキが下す全ての決断を導く指針に沿ったものになっています。インパクトレポートの根本となる哲学は、ベンチマークの設定と結果報告を行い、目標に達しなかった時には改善を続けるというものですが、これはまさにアスリートのマインドセットを反映しています。アスリートに尽くす企業として、ナイキも目標を設定し数値を活用し、健全な地球、活動的なコミュニティ、全ての人に平等な競争の場の確保を推進します。

ナイキの2019会計年度の最新のインパクトレポートでは、2020年に向けて設定したダイバーシティとインクルージョン、コミュニティおよびサステナビリティのターゲットを達成するための進歩を報告しています。次頁にその一部をご紹介します。

気象変動対策としてナイキが取り組むMove to Zeroは、サステナビリティ、ダイバーシティとインクルージョン、そしてコミュニティインパクトに関して毎年の目標に向けての進捗を報告するナイキのインパクトレポートのほんの一部でしかありません。

最新のインパクトレポートの一部をご紹介します：

世界でのヴァイスプレジデント（VP）レベルの女性の割合を39% まで増加し2018年より3％向上、アメリカ国内での過小評価グループのVPレベルの割合を21％に増加し、2％向上しています。
Made to Play施策では、地域コミュニティ団体と協力し、スポーツや遊びの機会提供を通じて全世界で1700万人以上の子どもたちを支援しました。さらに、優秀なコーチの存在が子どもたちの体験に大きな影響を及ぼすことから、約10万名のコーチの能力強化研修を実施しました。東京では7歳から12歳の子どもたちを対象に、遊びと運動を融合させたJUMP-JAMという革新的な遊びプログラムを提供しています。都内35の児童館において、研修を受けたスタッフが2,450名を超える子どもたちに対して、女の子も参加しやすい遊びの機会を提供しています。JUMP-JAMの活動詳細はこちらをご覧ください。
2025年までに世界の自社所有および自社管理の施設で100％再生可能エネルギーを使用するという目標に向かい、着実に進歩しています。北米ではすでに自社所有および自社管理の施設で100％再生可能エネルギーを使用しています。
ナイキの成長やサステナビリティにとって、技術的に優れ、価値と熱意のある労働力がカギとなります。2019年には11カ国の45の工場、27万名以上がナイキのエンゲージメントおよび幸福度調査に参加しています。この結果は、サプライヤーが社員体験の向上を目指して進化を続けるための助けとなる、情報源となります。

ナイキのPurpose＊の取り組みは長期的なものです。これまでの進歩を誇らしく思っていますが、この取り組みに終わりはありません。私たちはアスリートと同様、自ら設定した基準を超えることに挑戦していきます。
＊ダイバーシティ & インクリュージョン (D&I)、コミュニティ、サステナビリティの3本柱からなるナイキの取り組みを指します。

FY19インパクトレポートはこちらからご覧ください。
社長兼CEOジョン・ドナホーのメッセージはpurpose.nike.comからご覧ください。

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