ナイキがエアイノベーションを大胆に進化させた「Therma-FIT エアミラノジャケット」を発表

ナイキがエアイノベーションを大胆に進化させた
「Therma-FIT エアミラノジャケット」を発表

2025. 10. 27

ナイキエアは、無限の可能性を持つイノベーションプラットフォームとして、世界中のアスリート*に比類なきパフォーマンスと快適性を提供するために進化
を続けています。

ナイキは50年近くにわたる長年のエアイノベーションの歴史を基盤に、ブランド史上最も高度な技術を駆使したアパレルとなる「Therma-FIT エアミラノジャケット」を発表します。A.I.R.（Adapt. Inflate. Regulate.）テクノロジーを搭載したこのジャケットは、今冬、ミラノで開催される世界的な大会において、チームUSAのアスリートに着用されます。

エアミラノは、画期的なアダプティブ・アウターウェアの進化形です。ナイキを代表するエアテクノロジーと革新的な素材、コンピュテーショナル・デザインを融合し、あらゆる状況下でそれぞれのアスリートの好みに合わせた温度調整を可能にしています。この軽量で汎用性に優れたジャケットは、ジャケットのバッフルを空気で膨張・収縮させることで、軽量なフーディーから中厚のパファージャケットに相当する温かさに調整することができるため、脱ぎ着することなく即時に体温を調整することができます。

このイノベーション実現の突破口となったのは、機能的アウターウェアに全く新しい着心地をもたらす、耐久性と柔らかさを兼ね備えた二層の複合ラミネート素材です。

ナイキのアパレルプロダクト・イノベーションマネージメントのエキスパート、ダニエル・カイェンベは次のように話します。「エアミラノはナイキエアの歴史に新たな時代の到来を示唆するもので、すべてのアスリートの好みに反応するインテリジェントな断熱性を提供する独自のイノベーションです。エアミラノはナイキの持ち味をフルに活かしたもので、アスリートに関する科学とデータ主導のデザインを融合し、スポーツパフォーマンスを高めるために変化する技術的なガーメントを作り出しています。」

長年にわたって寒冷地での競技の課題を研究してきたナイキのデザイナーは、ブランドを代表するエアテクノロジーに解決策を見出しました。それは、運動中の体温調整という普遍的な課題に対し、レイヤーの着脱なしで温度調整できるシンプルな答えとなりました。

従来のアウターウェアには、ダウンや合成素材の中綿を保持するための構造的制約がありましたが、エアテクノロジーを用いて設計されたジャケットはその制約から解放され、デザインやフィットに新たな可能性をもたらしました。

この研究から生まれたエアミラノは、先端の素材と洗練されたデザインを融合させ、エアの量と配置を精密な技術を用いて調整しています。全てのディテールはデジタルツールとコンピュテーショナル・デザインを駆使して精密に作り込まれ、ナイキスポーツ研究所（NSRL）のデータとボディマッピングに基づき、アートとサイエンスが両立する立体的かつダイナミックなデザインが実現しました。

数秒で膨張・収縮できるこのジャケットは、アダプティブ・アウターウェアの可能性を再定義し、アウトドアアパレルの未来を予感させるダイナミックなエアの
新時代を切り拓きます。

エアミラノのイノベーションは、温かさを提供するTherma-FIT、身体を涼しく保つAero-FIT、汗を逃がすDri-FIT、そして悪天候に対応するStormFITなどを含む、ナイキアパレルのFITシステム（Functional Innovative Technologies：機能的革新技術）に加わる新たな素材イノベーションとなります。また、これはACG エアヴァンテージジャケットに始まり、最近ではISPA アダプトセンスエアにも見られる、ナイキの20年にわたる空気で膨らませることができるアウターウェア開発の歴史を継承しています。

リード・アパレル・デベロップメント・イノベーターのエミー・アクティミチュークは次のように話します。「このイノベーションはエアテクノロジーを進化させ、アスリートの役に立ちつつアパレルの可能性を押し広げるアウトウェアソリューションを創造した、ナイキにとって大胆な新章の始まりとなります。エアミラノは単なるジャケットではなく、生きたイノベーションです。全てのディテールはアスリートが好む快適さとフィット感に調整できるよう設計されており、彼らのパフォーマンスを高めるアダプティブ・アウターウェアの定義を刷新するものです。」

エアミラノは今冬、チームUSAのメダル授与式で先進的な暖かさを提供します。チーム USAジャケットには、特別な立体的デザイン要素、特注ACGポンプ、メタリックツイルのブランドロゴが添えられ、内側にはコロラドスプリングスにあるチームの本拠地「Garden of the Gods」のグラフィックが描かれています。さらに、パラアスリートの利便性を高めるために、裾内側にはサムループやマグネットジッパーも搭載されています。

全ての機能は、コロラドで380時間以上の着用テストを経て磨き上げられました。アスリートは屋外のさまざまな条件下でのランニング、ハイキング、バイク、スキー、スノーボードなどでジャケットを試し、あらゆる動きや日常のニーズに応える体温調整性能を確認しました。

イノベーションアパレル・プロダクトデザインディレクターのドリー・ストウブは次のように話します。「調整可能な暖かさを追求したこのジャケットは、イノベーションと立体的なフォルムを融合し、全く新しいアウターウェアの着心地を提供します。」

アスリート*：IF YOU HAVE A BODY, YOU ARE AN ATHLETE（身体さえあれば誰もがアスリートである）
– 共同設立者ビル・バウワーマン

まとめ

ナイキの Therma-FIT エアミラノジャケットは、A.I.R.テクノロジーと、50年近くにわたるエアイノベーションの蓄積された知見を用いて、アパレルとしてはブランド史上最も高度な技術を駆使したプロダクトに仕上がっています。
この画期的なアダプティブ・アウターウェアの進化は、ナイキを代表するエアテクノロジー、革新的な素材とコンピュテーショナル・デザインを融合し、あらゆる状況下でもアスリートに適した温かさを提供し、個々の好みに合わせた温度調整を可能にしています。
この軽量で汎用性に優れたジャケットは、ジャケットのバッフルを空気で膨張・収縮させることで、軽量なフーディーから中厚のパファージャケットに相当する温かさに変更することができるため、脱ぎ着することなく即時に体温の調整が可能です。
チーム USAのアスリートが今冬ミラノのメダル授与式の公式スタイルとしてエアテクノロジーの新たな表現であるエアミラノを初披露します。

画像データは下記よりダウンロードをお願いいたします。
https://nike.jp/nikebiz/news/2025/nike20251027_1.zip

SEE MORE NIKE NEWS (プレスリリース)

ナイキが100％繊維廃棄物から作られたクーリングテクノロジー Aero-FIT パフォーマンスアパレルイノベーションを発表