ナイキが考える多様でサステナブルなスポーツの未来
誰もが楽しめる刺激的な遊びと、様々な形のスポーツ体験を生み出す、
新しいデザインコンセプトのパーク
「TOKYO SPORT PLAYGROUND SPORT x ART」が10月10日オープン
2020. 09. 28

ナイキジャパングループ合同会社(VP 兼ゼネラルマネージャー小林哲二、以下「ナイキ」)は、三井不動産レジデンシャル株式会社(代表取締役社長:藤林清隆)と共同で、すべてのアスリート*が気軽にスポーツを日常化でき、コミュニティと共にスポーツの新たな体験を生みだすスポーツパークの新しいコンセプト「TOKYO SPORT PLAYGROUND SPORT × ART(トーキョー スポーツ プレイグラウンド サポ―テッド バイ スポーツ バイ アート)」を10月10日(土)にオープンします。ナイキは、パークのデザインを担当し、東京のスポーツを楽しく刺激的な体験を創出できるようデザイン面もよりインクルーシブで鮮やかなスポーツパークに仕上げました。

東京は世界の大都市と比べてみてもスポーツをする場所が少ないという課題があります。また、そのような環境の中、日本の今の若い世代はスポーツをすることが少なく、アクティブではない世代と言われています。ナイキは、子どもから大人まで遊び心をもってスポーツに参加できる場を提供することで、“スポーツの日常化”という課題に取り組んでいきます。また、NIKEアプリを中心にデジタル・エコシステム(nike.com, Nike Training Clubアプリ, Nike Run Clubアプリ, SNKRSアプリ)を活用しながら、パークと近隣地域をはじめ、様々なコミュニティや利用者がプログラミングやイベントを通じて、一緒にスポーツ体験を作り上げることで参加のモチベーションを高めてまいります。

「TOKYO SPORT PLAYGROUND SPORT × ART」の設計には、インクルーシブデザインを取り入れ、子どもから大人、スポーツの経験やスキル、障がいの有無に関係なく、すべてのアスリート*を最大限サポートしストレスなくスポーツを楽しむことができる環境になっています。全長約280メートルのランニングトラック、3×3のバスケットボールコート、初心者でも楽しむことができるスケートボードプラザを中心に、広場では回転遊具などもあり、ヨガやダンスなど様々なスポーツを楽しむことができます。さらに、段差がなく、勾配角度5%未満にしたバリアフリーデザインも取り入れたことで車いすの方でもパーク内を移動でき、スケートボードプラザの回転遊具では、エリア内の様子を360度見渡すことができる設計となっています。

ランニングトラック・バスケットボールコート・広場などのフロア素材には、ナイキ製品の製造工程で発生する廃材や使用済み製品を再利用したNike Grind(ナイキ グラインド)を使用しています。二酸化炭素排出ゼロを目指し、地球環境、そしてスポーツの未来を守ることをコンセプトにサステナブルデザインも取り入れたスポーツパークです。

ナイキは、健康でい続けることが今まで以上に重要であると信じています。「TOKYO SPORT PLAYGROUND SPORT × ART」を通じて、ナイキと三井不動産レジデンシャルはスポーツする場所を提供し、人々が安全に集まり、活動し、楽しみ、スポーツができる場として、スポーツ文化の浸透とスポーツを通じた地域コミュニティ醸成を目指していきます。

アスリート*: IF YOU HAVE A BODY, YOU ARE AN ATHLETE(身体さえあれば誰もがアスリートである)-共同設立者ビル・バウワーマン

施設概要

TOKYO SPORT PLAYGROUND SPORT × ARTは、6つのエリアからなり、それぞれのエリアで様々なスポーツを楽しむことができます。また、クラブハウスにはシャワーやロッカールームがあり、スポーツを快適に楽しめるようになっています。また、本施設は、オレゴン州ポートランドにあるインクルーシブ・プレイグランドのデザインをサポートする非営利団体「ハーパーズ・プレイグラウンド」とナイキが共同でデザインしています。

パークは日本でも人気の高かったシューズからインスピレーションを得たデザイン
各年代を代表する6つシューズからインスピレーションを得たデザインを各エリアにグラフィックで表現し、ナイキの歩みをパーク内に記しています。ランニングトラックのデザインは1960年代を「はじまりのものがたり」と題し”コルテッツ”から、遊具がある広場のデザインは1970年代を「ナイキブランドの誕生」と題し”ワッフル トレーナー”から、ジャングルジムのデザインは1980年代を「新しい場所へ」と題し”ラバハイ”から、3×3のバスケットコートのデザインは1990年代を「世界中に羽ばたく」と題し”エア レイド”から、スケートボードプラザのデザインは2000年代を「スポーツとストリートの出会い」と題し”SB ダンク”から、パークを一望できる高台のデザインは2010年代を「エアの進化」と題し”エア マックス”からインスピレーションを得ています。

環境面での取り組み
パーク全体のフロア素材の一部にNike Grindを用いて、地球環境に配慮したサステナブルデザインも取り入れています。ラウンジスペースの内装材、椅子やテーブル、小物には、倉庫などの外壁として使われていた板材、家屋解体で発生する廃材、産業廃棄物の木材パレット等が再利用されています。また、施設内に自動販売機はなく、無料のウォーターサーバーを設置し、マイボトルの持参をお願いすることで、ゴミの削減に取り組みます。

※Nike Grind(ナイキ グラインド)とは
Nike Grindとは、ナイキの余剰製造素材とアスレチックフットウェアをリサイクルして作られた素材で、新しいフットウェアやアパレル、プレーをするためのサーフェイスに至るまで、幅広く使われています。この素材は、何も無駄にしたくないという思いから生まれ、アスリートのための持続可能性を念頭に置いて作られています。ラバー、フォーム、レザー、繊維の混合物を分離し、広範囲の顆粒に粉砕し素材化しています。製造して終わりではなく、使われなくなった後の製品ライフサイクルもデザインすることでナイキはサステナブルへ真正面から取り組んでいます。

バリアフリーデザインを取り入れたロッカールームやトイレ
使いやすさにこだわったジェンダーレストイレや、車いすの方でも利用可能なシャワールームなどがクラブハウス内に完備されています。

①CORTEZ TRACK(コルテッツ トラック)
パーク全体を取り囲む様に配置され、独特のトラックの形から、常識を打ち破る高低差まで、非日常感溢れる1周280mのランニングトラック。トラックには、ナイキの前身であるBlue Ribbon Sports(ブルーリボンスポーツ)のロゴがあしらわれ、フロア素材にはNike Grindを使用しています。

デザインインサイト:NIKE CORTEZ(1960年代)
最も歴史のあるアイコニックなシューズ。1967年にナイキの前身であるブルーリボンスポーツとして、日本のスポーツメーカーのシューズをアメリカで輸入販売していた頃に、2社の契約の一環として製作されました。1971年にナイキブランドを立ち上げ、日本のスポーツメーカーとの関係は終了し、その後、1974年にナイキが「コルテッツ」の商標権を得ることとなりました。

②WAFFLE TRAINER SQUARE(ワッフル トレーナー スクエア)
自然からインスピレーションを得た遊び心溢れる遊具と、様々なスポーツを楽しむことが出来る広場。広場では、ヨガやダンスなどスポーツのジャンルに捉われることなく様々なアクティビティが楽しめます。また、フロア素材にはNike Grindを使用しています。

デザインインサイト:NIKE WAFFLE TRAINER(1970年代)
ランニングシューズに革新的なアイディアを生んだワッフルソールのシューズ。オレゴンで生まれたアイディアは、1973年に日本の工場で初めて製造されました。この革新的なデザインのシューズは、発売後間も無くしてランナーの人気を得て、その40年後には日本のデザイナーとのコラボレーションにも登場するなど、現在でもスポーツを超えたスタイルアイコンとしての地位をも獲得しています。

③ACG ADVENTURE(エーシージー アドベンチャー)
ボルダリングからインスピレーションを得た立体ジャングルジム。360°どの方面からもクライミングが可能です。
※この遊具は、年齢が6歳以上のお子様が対象です。

デザインインサイト:NIKE LAVA HIGH(1980年代)
80年代に入ると、ナイキはランニングやチームスポーツ以外の分野にも拡大を始め、アウトドアのハイキングやクライミング向けのラバハイのようなカラフルなシューズやアパレルのデザインを開始し、後にACG(エーシージー):オール・コンディションズ・ギアと呼ばれるコレクションとして展開しました。日本を含む世界中の自然豊かな行楽地からインスピレーションや名前を得ており、ラバハイ、ラバドーム、タカオなどのスタイルは、現在でも根強いファンに愛されています。

④AIR RAID COURT(エア レイド コート)
色彩かなコートデザインが特徴的な向かい合った 3×3のバスケットボールコート。一体利用でフルコートのプレーも可能。

デザインインサイト:NIKE AIR RAID(1990年代)
1990年代に入ると、バスケットボールの人気が世界中に広がっていきました。野外のバスケットボールコートが世界にも増える中、日本でもナイキが原宿に3人制ゲーム用のコート「NIKE HOOP-TOWN」を作るなど、その流行の先端を走っていました。ナイキのデザイナーのティンカー・ハットフィールドは、アウトドアコートでプレーする人たちに向けてシューズをデザインしようと考え、野外に対応する頑丈さと、バスケットボーラーにも、スニーカーヘッズにも愛されるスタイルを兼ね備えたエア レイドを生み出しました。

⑤SB DUNK SKATEPLAZA(エスビー ダンク スケートプラザ)
ステア、バンク、ボックス、レールなどストリートのあらゆる要素が詰まったスケートプラザ。車いすでも楽しめるインクルーシブ・ホイールがあり、初心者でもスケートボートが楽しめます。

デザインインサイト:NIKE SB DUNK(2000年代)
2000年頃には、スケートボードは、アウトサイダー達の趣味や子ども達の遊びという枠から、国際的にも認められるスポーツの地位を確保していました。そして更に、スタイルやカルチャーにおいて多大なる影響力を持つ存在へと変貌していきました。パークのデザインにも見られる、その中でも特に有名となったダンクプロSBコラボレーションを皮切りに、スポーツ、ストリート、ファッションとの完璧な融合を果たし、日本におけるナイキSBの黄金期の幕開けを飾りました。

⑥AIR MAX TERRACE(エア マックス テラス)
パーク内すべてのエリアが一望出来る高台。

デザインインサイト:NIKE AIR MAX(2010年代)
ナイキ エアが初めて商品に搭載されたのは1978年、日本製のテイルウインドの中でした。しかし1987年3月26日のエア マックスの誕生まで、エアバックは見せるためのものではなく、機能として内蔵されているものでしかありませんでした。その後、エアバックは年々改善されていき、今となっては新しいモデルには欠かせないエア マックスのアイコニックな特徴となりました。エア マックスの人気と進化は止まることなく、毎年、世界中で3月26日をエア マックス デーとして祝福しています。

CLUB HOUSE(クラブハウス)
ラウンジスペースとレセプション、ロッカースペースが入った、TOKYO SPORT PLAYGROUND SPORT × ARTのエントランス。

施設概要

「TOKYO SPORT PLAYGROUND SPORT × ART」(トーキョー スポーツ プレイグラウンド サポ―テッド バイ スポーツ バイ アート)

<オープン日>
10月10日(土)

<営業時間>
平日15:00~21:00(最終受付20:00)、土日祝日10:00~21:00(最終受付20:00)
※イベントにより営業時間が変わることがございます。

<所在地/交通>
東京都江東区豊洲6丁目4-1
ゆりかもめ「新豊洲駅」徒歩2分/東京メトロ有楽町線「豊洲駅」徒歩13分

<利用方法>
NIKEアプリからの事前登録制となります。
※一般開放日(主催・運営:三井不動産レジデンシャル)は当日利用も可能です。(受付にてNIKE アプリから登録していただきます)
※一般開放日、年齢による注意事項などの詳細に関しては下記をご確認ください。
 https://tokyo-sp.com/how-to-use
※新型コロナウイルス感染症の予防及び拡大防止策に関しては下記をご確認ください。また利用人数を制限する場合がございます。
 https://tokyo-sp.com/how-to-use#infection

<お問い合わせ>
「TOKYO SPORT PLAYGROUND SPORT x ART」に関するお問い合わせはTOKYO SPORT PLAYGROUND事務局(info@tokyo-sp.com)までご連絡ください。

<敷地総面積>
6,995.46㎡

<企画・施設運営>
三井不動産レジデンシャル株式会社

<企画・デザイン>
ナイキジャパングループ合同会社

<協賛>
東京ガス株式会社
東京ガス不動産株式会社
無印良品

尚、本施設に関しての情報は、三井不動産レジデンシャルからも配信しております。

画像データは下記URLよりダウンロードいただけます。
http://nike.jp/nikebiz/news/2020/tokyo_sports_playground.zip

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