ナイキでは、真剣にアスリートの役に立とうとするのであれば、地球を守ることに関しても真剣に取り組まなくてはいけないと考えています。チーフ・サステナビリティ・オフィサーのノエル・キンダーは次のように述べています。「私たちの行動の全ての中心にサステナビリティへの配慮があるべきで、これは会社のパーパス(存在目的)の基本にもなっています。行動や信念というよりも、私たちの人格そのもののような位置付けです。」
このような意識が具体的な目標となっています。2025年までにナイキでは自社が所有および運営する施設での炭素排出を65%削減し、新しい循環型ビジネスモデルの採用により、消費財廃棄物の10倍相当の量をリサイクルまたは寄付すること、そして環境に配慮した材料の使用を全主要製品材料の50%に引き上げることを約束しました。これにより50万トンの温室効果ガスが削減されることになります。
ノエル・キンダー
しかしながら、明確な計画なしにはこれらの数値の達成は不可能です。ノエルはビジネスの全ての側面にサステナビリティへの配慮を取り入れ、全ての従業員が関与することで会社として責任を持ち一貫して問題を打開していくことで、ナイキが目標を達成する方法を説明しています。本当の勝利は、私たちみんなのプレイグラウンドを守ることです。
地球に優しいビジネス慣行は、それが重要だと言うだけで始められるものではありません。サステナブルな会社を望むなら、会社の運営のあらゆる側面で環境持続性を考えなくてはいけません。一人一人にできることがあり、各自が具体的で目に見える、測定可能なゴールを目指すことが必要です。サステナビリティは製品コスト、流通精度や品質と同じような業務評価の指標となるべくものなのです。
4月の理事会で、コンシューマー・クリエイション担当プレジデントのマイケル・スピレーンが私に次のように話しました。「ノエル、私たちは全社をあげてサステナビリティに取り組んでいるみたいに感じるね。」実際にはその通りで、私たちは従業員一人一人が賢い変化を進めることを促し、アスリートとそして地球のために積極的にイノベーションを進める多様で包摂的なチームを作っています。
ビジネス全体にサステナビリティを浸透させるには、意識的な行動と結果へのコミットが必要となります。その一つがサステナブル・イノベーション・チームです。チームではその標語を「アスリートをよりよくする」から、「アスリートをよりよくし、アスリートのために世界をよりよくする」に変えています。これは自分たちの行動に一つの新しい指標を追加したことを意味します。さらに、チーフ・デザイン・オフィサーであるジョン・ホークなどリーダーの中には、「サステナブルな機能を持たせることを決まりとする。」と言う者もおり、彼らはチームの面々に「これからのシーズン、このガーメントには再生素材を使っていきます。」と伝えるなど、意志を実務内容に落とし込んで進歩を導き出す人もいます。
私たちはもうすでに、サステナビリティのために機能性に妥協しなくても良い状態にまでなっています。とはいえ、これは一朝一夕にできたことではありません。例えば再生ポリエステルも、おそらくこれを初めて使用したのは2000年のシドニー大会のランニング用シングレットだと思いますが、そのシングレットは高機能なガーメントというよりも少し着心地の悪いものに見えました。しかし20年経った現在、私たちは業界の中で最も大量の再生ポリエステルを使用しており、年間およそ10億本のプラスチックボトルを再生しています。ナイキは再生ポリエステルのガーメントを、他の製品と同等の見た目、感触、機能のものにしています。さらに、使用感が少ないフットウェアやアパレルを回収し、リサイクルや寄付に回すナイキのリサイクリング&ドネーションなどのサービスなどを通じ、消費者にも責任のある循環の方法を提供しています。
主要なサプライチェーンのパートナー達と協力し、炭素排出やエネルギー使用を抑えた生産方法を作り、導入する方法を見つけ出し、レザーやコットンに代わる他の素材を早く開発するなど、ナイキが業界とともにさらなる進化を促す素材を開発できるかどうかが、私たちの進歩のペースを左右します。現在、ナイキの炭素排出の70%が素材に由来します。だからこそ、素材研究やイノベーションに重点的な投資をおこなっています。これが私たちの目標達成の1番の大きな鍵だからです。
私の考えでは、サステナビリティは2つの形でプロダクトに現れます。その一つとして、直接見える形にすることで、消費者に直接地球に優しい素材を真剣に選んでもらえることが伝えられます。その良い例がスペース ヒッピーです。ユニークな美しさを持ったシューズで、サステナブルであることが目に見えてわかります。しかし、目に見える形にすることは大事ですが、実際に大きなインパクトを生み出せるのは、リサイクル素材を使用し、毎年何百万枚も販売する定番のTシャツのような製品です。サステナブルなソリューションを大規模に活用することで、その効果も大きくできるのです。
私たちの業界には、気候変動の影響を抑えようとする大きな波の高まりがあります。ナイキは常にその分野ではリーダーとして業界全体で協力し、グローバル・ファッション・アジェンダやフェア・レイバー・アソシエーションなど様々な関係者が協力する取り組みから大きな変化を生み出そうとしています。現在はユニリーバやスターバックス、マイクロソフトなど、業界を超える仲間達にも語りかけ、より大きな動きを起こそうとしています。
気候変動対策を進めるにはこのような作業が欠かせません。まずは従業員を促し製品や施設稼働のエネルギーに関する変化を進め、パートナーであるサプライヤーにも変化を促してきましたが、今後さらに影響を広げるために協力関係を広げていく予定です。
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https://news.nike.com/news/nike-is-deputizing-the-entire-company-to-drive-climate-action
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